再処理工場の月別トピックス
2018年3月発表分
【3月9日公表 再処理工場における非常用電源建屋に隣接する配管ピット内の確認状況等について(3月1日分)<続報>】
2018年3月1日に確認した再処理工場非常用電源建屋(非管理区域)に隣接した屋外の配管ピットAにおける雨水と思われる水溜り(約17L・深さ最大約1cm)に関し、その後の当社の対応状況をお知らせいたします。
今回の雨水浸入により、安全上重要な設備である燃料油配管(底面から約90cm上に設置)が浸水することはなく、施設の安全性に影響はありませんでした。
<応急処置>
今回の雨水の浸入に対しては、浸入を確認した当日(3月1日)に、以下の応急処置を行いました。
・ピット内に吸着剤を設置
・配管ピット付近の除雪
・雨水の浸入ルートと推定される建屋との接続箇所にシーリング
・巡視回数を1回/1日から6回/1日に監視を強化
<雨水の浸入ルートの調査と対策の検討>
3月4日に現場において配管ピットAへの散水試験を実施しました。非常用電源建屋とコンクリート舗装兼立上コンクリート側壁との接続部(以下「当該箇所」という。)の隙間に横から高圧散水を行ったところ、当該箇所の隙間から水の浸入を確認したため、当該箇所が雨水浸入箇所と判断しました。
引続き原因の調査を行うとともに、雨水の浸入を防止する追加対策を検討していきます。また、あわせて、配管ピット内に、万が一浸水があった際に燃料油配管が浸水しないよう自動で排水できる装置の設置等についても検討していきます。
以 上
添付資料:浸入箇所
(以下、3月2日にお知らせ済み)
当社は、昨年発生した非常用電源建屋への雨水浸入を受け、配管ピット内への雨水の浸入防止対策に加え、配管ピット内に漏えい検知器を設置するとともに、1日1回の巡視点検などを行っております。
2018年3月1日の巡視点検において、再処理工場非常用電源建屋(非管理区域)に隣接した屋外の配管ピットAに雨水と思われる水溜り(約17L・深さ最大約1cm)を確認しました。また、もう一方の配管ピットBには水溜りはないことを確認しております。
原因については、現在調査中です。
なお、非常用電源建屋への雨水の浸水はなく、配管ピットに溜まった水はすべて拭き取りをしております。また、外部への影響はないことを確認しております。
添付資料:配置図