原子燃料サイクルの確立に挑む社員
プロパー社員化の推進
当社は、日本で初かつ世界でも例の少ない商業用大型再処理工場をはじめとする原子燃料サイクル施設の建設、運営のため、原子力発電所の設計や建設経験のある電力会社社員、先行事業者の日本原子力研究開発機構(JAEA)職員、メーカ社員等の出向者が主体となって事業を進めてきました。しかし、出向者の交代により技術の蓄積が難しいという課題を抱えてきました。
そこで、技術の定着や継承を図るため、当社が直接採用する社員(プロパー社員)を増やす取り組みを進めています。
その結果、日本原燃株式会社発足当初の1992年度には492人(47%)であったプロパー社員の割合は、2023年度には2,759人(90%)に増加しました。
原子燃料サイクルの確立に挑む若い力
当社の社員は、地域住民の一員として地域とともに生き、お互いに顔が見える信頼関係を築きながら、地域の皆さまのご理解、ご協力の下で事業を進めています。
ここでは、青森に生まれ、地域を想い、原子燃料サイクル事業の確立に向け、日々、業務に取り組む若い社員を紹介します。
※詳細情報内の所属部署は2016年4月1日現在
当社のスペシャリスト
当社では、将来にわたり事業を推進していくにあたり、保有し、維持・継承すべき技術・技能を「コア技術」と定義し、コア技術を極め、継承する役割を担う社員をスペシャリストとして認定することにしました。
今回、コア技術およびスペシャリストを認定するための認定委員会を開催し、以下の社員をスペシャリストとして認定しましたので、ご紹介します。