再処理工場のこれまで
再処理工場は1993年に建設を開始し、通水作動試験・化学試験・ウラン試験を経て、現在はアクティブ試験の最終段階です。これまでにさまざまな困難に直面しながらも、知恵と技術を結集し、数々の難局を乗り越えてきました。これまでの経験を生かし、原子燃料サイクルの要である再処理工場のしゅん工に向けて全力を傾注してまいります。
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            - しゅん工時期:2026年度中
 
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            - 2020年7月
- 再処理事業の変更許可
 
- 2020
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        	- 2015年6月
- キャロライン・ケネディ駐日米大使が当社施設を視察
 
- 2015
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        	- 2014年1月
- 新規制基準への適合申請
 新規制基準への適合性確認等の審査を受けるため事業変更許可および保安規定変更認可を申請。 
- 2014
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        	- 2013年12月
- 核燃料施設等の新規制基準が施行
 
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        	- 2013年10月
- ガラス固化技術開発施設しゅん工
 新型ガラス溶融炉における各種試験などの研究・開発や、遠隔操作の試験、運転員等の技術習熟訓練を行い、ガラス固化技術の更なる信頼性の向上を目指す。  
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            使用済燃料リサイクルの、早期の安全な運転を確実なものとするために、また日本の原子力産業に対する長期的で持続的な寄与を確実なものとするために互いに協力することが有益であるということに合意。  
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        	- 2013年5月
- A系ガラス固化試験終了
 本試験の終了により、使用前検査に向けて必要な確認すべき試験がすべて終了。 
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        	- 2013年1月
- B系ガラス固化試験終了
 ガラス温度や気相温度、炉底部の温度を目標の範囲内で所定のバッチ数の運転ができること、設計上の最大処理能力で運転できることを確認。 
- 2013
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        	- 2012年8月
- ガラス溶融炉における事前確認試験終了
  
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        	- 2012年1月
- ガラス流下速度低下
 高レベル廃液ガラス固化建屋ガラス溶融炉(B系列)に模擬ビーズを入れ、ガラスを流下させたところ、流下性低下事象が発生 
 - 2012年2月
- 回復作業
 - 2012年5月
- 原因と対策
 流下ノズル部への異物発生・堆積の抑制等の対策を実施 
 - 2012年7月
- 事前確認試験終了
 対策実施後、流下性が回復したことを確認したことから事前確認試験へ移行。 
- 2012
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        	- 2011年12月
- 新緊急時対策所の運用を開始
  
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        	- 2011年3月
- 東北地方太平洋沖地震発生
 外部電源が喪失したため、非常用発電機で対応するなどの事象が発生。当社からの放射性物質の漏えいおよび外部への影響はなかった。 
- 2011
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        	- 2009年1月
- 高レベル廃液ガラス固化建屋固化セルにおける高レベル廃液の滴下
 高レベル廃液の供給配管を閉止していたフランジ部からの放射性廃液の滴下を発見。 - 2009年2月
- 再滴下
 ITVカメラで監視強化中、再び高レベル廃液が滴下。 - 2009年10月
- トレイ内に液だまり
 高レベル廃液を移送する配管の閉止フランジ下に設置しているトレイ内に液だまり(再漏えい)があることを確認。 - 2010年2月
- 最終報告
 
- 2009
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        	- 2008年12月
- 溶融炉内かくはん棒の曲がり
 かくはん棒の動きが鈍くなったことから、溶融炉内をカメラで確認したところ、かくはん棒が曲がっていることが判明。 - 2008年12月
- 経過報告
 - 2008年12月
- 炉内天井レンガ一部損傷
 溶融炉内をカメラで確認したところ、溶融炉天井レンガの一部が損傷していることを確認。 - 2010年2月
- 経過報告
 - 2010年6月
- 落下レンガ回収
 落下したレンガの回収に成功  - 2010年7月
- 最終報告
 原因および対策をまとめ、調査の結果、今後の運転の安全性に問題がないことを確認。 
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        	- 2008年7月
- ガラス溶融炉運転性能確認試験の停止
 ガラス溶融炉の運転性能確認試験を開始したが、ガラスの十分な流下が確認されず、流下操作を停止。 
 - 2008年10月
- 最終報告
 
- 2008
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        	- 2006年11月
- ウラン・プルトニウム混合酸化物製品の生産を開始
 
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        	- 2006年3月
- 再処理工場のアクティブ試験に係る安全協定を青森県および六ヶ所村と締結
  ※継続中 実施状況 
- 2006
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            - 2005年6月
- 漏えい場所の判明
 - 2005年7月
- 原因と今後の対応
 - 2005年8月
- 再点検結果
 
- 2005
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        	- 2004年12月~2006年1月
- ウラン試験実施
 
- 2004
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        	- 2003年2月
- 使用済燃料受入れ・貯蔵施設内燃料送出しピットプール水漏えい
 - 2003年4月
- 漏えい場所の特定
 - 2003年8月
- 調査・点検結果および補修計画
 
- 2003
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        	- 2002年11月~2005年12月
- 化学試験実施
  
- 2002
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        	- 2001年8月
- 使用済燃料受入れ・貯蔵施設内PWR燃料貯蔵プール水漏えい
 - 2002年11月
- 調査の結果、プールからの漏えいと判断
 - 2003年8月
- 調査、点検結果および補修計画
 
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        	- 2001年4月~2004年9月
- 通水作動試験実施
 
- 2001
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        	- 2000年12月
- 初めてとなる使用済燃料の本格搬入を実施
  
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        	- 2000年10月
- 使用済燃料受入れ・貯蔵施設に係る安全協定を青森県および 六ヶ所村と締結
 
- 2000
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        	- 1999年12月
- 再処理事業の開始
 (使用済燃料受入れ・貯蔵施設のしゅん工) 
- 1999
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        	- 1993年4月
- 再処理工場着工
  
- 1993





 
					 
					 
					