JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成11年12月3日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

再処理事業の開始について

 
 

 当社は、本日、科学技術庁長官から使用済燃料受入れ・貯蔵施設に係わる使用前検査の合格証を受領いたしました。これを受け、科学技術庁長官に対し、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき再処理事業の開始の届出を行いましたので、お知らせいたします。
 また、別紙の通り「使用済燃料の取得計画及び予定再処理数量」がまとまりましたので、併せてお知らせいたします。

 

以上

 


<別紙>

 

使用済燃料の取得計画及び予定再処理数量

 

(単位:t・Upr

年度
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
取得計画

8

74

250

300

350

400

400

800

850

850

800

800

予定再処理数量

 

 

 

 

 

 

210

360

480

640

800

800

貯蔵量

8

82

332

632

982

1382

1572

2012

2382

2592

2592

2592

  注:

t・Uprは照射前金属ウラン重量換算です。

注:

H10年度の8t・Upr及びH11年度の74t・Uprのうち24t・Uprは、使用済燃料の受入れ及び貯蔵に必要な施設の試験のために受け入れた数量です。

 
(参考)

 再処理事業変更許可申請時(平成8年4月)に公表した計画

(単位:t・Upr

年度
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
取得計画

150

250

300

300

300

300

400

800

800

800

800

予定再処理数量

 

 

 

 

 

40

200

360

520

680

800

貯蔵量

150

400

700

1000

1300

1560

1760

2200

2480

2600

2600

  注:

平成9年度予定取得量150t・Uprのうち最大50t・Uprを、使用済燃料受入れ及び貯蔵に必要な施設の試験のために、平成8年12月以降に受け入れることとしています。

 

以上 

 


<参考>

 

○ 使用済燃料受入れ・貯蔵施設の主な仕様
 

1.最大貯蔵能力

   

BWR使用済燃料集合体 :

1,500t・Upr(約8,600体)

PWR使用済燃料集合体 :

1,500t・Upr(約3,600体)

2.年間最大受入れ能力

1,000t・Upr

3.プ−ルの主要寸法等

基  数       :

3基

主要寸法  たて   :

約27m

よこ   :

約11m

深さ   :

約12m

 
○ これまでの主な経緯
 

   

昭和60年 4月18日 

立地基本協定締結

平成 元年 3月30日

再処理事業指定申請

平成 4年12月24日

再処理事業指定

平成 5年 4月14日

第1回設計及び工事の方法の認可

平成 5年 4月28日

着工

平成 8年 4月26日

再処理事業変更許可申請

平成 9年 7月29日

再処理事業変更許可

平成 9年12月18日

再処理施設保安規定認可

平成10年 7月29日

校正試験に用いる使用済燃料の受入れ及び貯蔵に係る県・村との安全協定締結

平成10年 8月25日

校正試験に用いる使用済燃料の受入れ及び貯蔵に係る隣接市町村との安全協定締結

平成10年10月 2日

試験用燃料受入れ(BWR燃料・44体・約8トンU)

平成11年 9月 3日

試験用燃料受入れ(PWR燃料・28体・約11トンU)

平成11年10月22日

試験用燃料受入れ(PWR燃料・28体・約13トンU)

平成11年12月 3日

再処理事業開始

 

以上 

 


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