平成21年10月22日

報道関係各位

日本原燃株式会社

高レベル廃液ガラス固化建屋における固化セル内の漏えいについて


 本日1時55分頃、高レベル廃液ガラス固化建屋固化セル内の洗浄作業の準備中に、高レベル廃液を移送する配管の閉止フランジの下に設置しているトレイを点検したところ、トレイ内に液だまりがあることを確認しました。その後、録画画像により調査し、8時10分に固化セル内の漏えいと判断しました。
 録画画像から、洗浄作業の準備に使用していたクレーンについている補助ホイストのチェーンが閉止フランジの把持部に接触して、閉止フランジ部から漏えいしたことが確認されました。なお、漏えいは停止しています。
 当該フランジ部上流の供給槽の液位及びエアリフトのエア流量を確認したところ、異常は認められませんでした。
 発見した漏えい液の漏えい量は約20tと推定され、放射能濃度等については現在調査中です。
 また、本事象による周辺環境への影響はなく、作業者の被ばくもありません。

 

概要図(PDF)

10月23日報告: 高レベル廃液ガラス固化建屋における固化セル内の漏えいについて
(漏えい液の分析結果)
10月29日報告: 高レベル廃液ガラス固化建屋における固化セル内の漏えい液の調査状況について
10月30日報告: 再処理施設高レベル廃液ガラス固化建屋における固化セル内の漏えいについて
(経過報告)

以上


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