日本原燃
2006年11月16日
 
ウラン・プルトニウム混合酸化物製品の生産開始について
 

当社はこのたび、アクティブ試験中の六ヶ所再処理工場において、ウラン・プルトニウム混合酸化物〔粉末〕を製品として回収し、粉末缶に詰める作業を開始しました。詰め終わったものは製品として、工場内の混合酸化物貯蔵建屋へ運び、しっかりとした管理・貯蔵を行ってまいります。

これにより、資源小国のわが国において、念願の準国産エネルギーの生産が開始されたことになります。同時に、エネルギー資源問題や地球環境問題への対応などに大きく役立つと確信しています。

六ヶ所再処理工場は、核不拡散性の高いわが国独自の「混合脱硝」技術を用いるとともに、IAEAとの協定に基づいて、フルスコープの保障措置(注)の導入、査察の受け入れを行っており、「原子力の平和利用」の代表的なモデルの一つと考えています。



(注)NPT(核兵器の不拡散に関する条約)の締約国である非核兵器国が、NPTに基づきIAEAとの間で義務付けられている、平和的な原子力活動に係るすべての核物質を対象とした保障措置

以上

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