【B情報】
2024年11月18日掲載
再処理事業所 高レベル廃液ガラス固化建屋(管理区域内)
再処理事業所 高レベル廃液ガラス固化建屋(管理区域内)における塔槽類廃ガス処理系の排風機の故障について
11月13日、11時10分、再処理事業所高レベル廃液ガラス固化建屋(管理区域内)において、電源ケーブルの配置変更工事で一時的に制御電源※1を遮断した際に、建屋換気設備の排風機1台、塔槽類廃ガス処理設備※2の廃ガス処理系の排風機2台、分析設備の排風機1台、計4台の排風機が監視制御盤で「停止」表示となりました。
11時11分に遮断した制御電源を復旧させたところ、監視制御盤の「停止」表示が「起動」表示に切り替わったことから、制御電源の遮断による一時的な監視機能の停止と判断しました。(2024年11月14日お知らせ済)
監視機能が一時停止した11月13日に、「停止」表示となった排風機4台に異常がないか現場で点検を実施し、外観上の問題はないことを確認しました。その後、原因調査を進める中で、11月15日に排風機の動作確認をしたところ、安全上重要な設備である塔槽類廃ガス処理設備の廃ガス処理系の排風機1台が、正常に動作しないことを確認したことから、同日19時39分、故障と判断しました。当該排風機が故障した原因については、引き続き調査中です。
塔槽類廃ガス処理設備の廃ガス処理系の排風機は2系統で構成されており、1系統が運転を継続して負圧が維持されていることから、環境への影響はありません。
- 制御電源:
機器の起動停止等の制御信号を送るための電源 - 塔槽類廃ガス処理設備:
放射性物質を含む溶液・廃液を貯蔵するタンク等からの廃ガスをフィルタ等で浄化し、主排気筒へ排出するための設備
<添付資料>
<お知らせ済み>
以上