C R O S S T A L K 0 4 暮らし座談会

自分だけの生き方が見つかる、
青森はそんな場所だと思う

六ヶ所村ってどんな場所?正直、何もないイメージしかないけれど。と心配する学生の皆さんへ、住んでみた感想や暮らしのアドバイスなど若手社員の生の声をお伝えします。

S U M I K A K I M U R A

木村 純花

地域・広報本部 報道部
2018年入社/青森県出身

T O S H I N O R I K O E D A

小枝 俊徳

濃縮事業部 ウラン濃縮工場 濃縮運転部
2014年入社/青森県出身

A Y A T O T S U J I

辻 彪斗

再処理事業部 技術部
2017年入社/北海道出身

K Y O K O I Z A K I

井﨑 恭子

燃料製造事業部 燃料製造建設所
2018年入社/新潟県出身

S E S S I O N 0 1

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
今回は青森の暮らしについて、ざっくばらんにお話しいただきます。
まずは住んでみた感想や、思ったより良かったことを教えてください。

小枝
僕は元々青森出身なので、この環境が当たり前でした。しかし、県外出身の方のイメージとしては、買い物や観光するところが少なくて、自然が強みというイメージでしょうか。
辻
まさに小枝さんの仰る通りですね(笑)。私は北海道出身で、以前は東京や新潟にも住んでいたことがありましたが、青森のイメージはショッピング・レジャー施設が少ないけれど、アウトドアは楽しめるところというイメージでした。
小枝
ですよね(笑)
辻
ただ、普段の生活では全く不便を感じませんね。スーパーも近くにありますし、緑が多くて過ごしやすい環境だと思います。
木村
六ヶ所村の社員寮からコンビニやスーパーは徒歩圏内ですからね。私は地元が青森市の郊外ですが、六ヶ所村って行ったことなかったので、どんな場所か想像もできませんでした。正直、県内の人の六ヶ所村のイメージって、日本原燃しかないイメージなんです。でも住んでみると、実家に住んでいるより便利で驚きました(笑)
辻
何もないイメージだっただけに、意外と便利ですよね!あと、思ったより良かったことは、公共交通機関が充実していることです。六ヶ所村から三沢空港までは車で1時間もかかりませんし、そこから飛行機で仙台までは1時間ほど。東京にも2時間くらいで行けるのは嬉しい誤算でした。
井崎
交通の便は確かに想像以上に良かったですね。私は野辺地の社員寮に住んでいますが、少し歩けば駅もあり、電車でも青森市や八戸市まで行くことができます。また、六ヶ所村からは、七戸十和田駅まで乗合タクシーが出ていて、そこから新幹線に乗れるので、出張などの移動の際は助かっています。
木村
私が思ったより良かったことは、夏が涼しいところです。2018年から六ヶ所村に住んでいますが、去年ようやく扇風機を出しました。
小枝
去年出したんですか!?
木村
そうなんです!
1年のうちだと、やっぱり8月は暑いですが、それでも過ごしやすいと思います。
辻
日本各地に住んできましたが、青森の夏は涼しく、雨も少ない印象です。冬はもちろん寒いですが、北海道ほどの冷え込みはないので、確かに過ごしやすい気候かもしれませんね。
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逆に、思ったよりも残念だったことはありますか?

木村
私は事前にわかっていたものの、やはり社員寮のタイプが選べなかったことでしょうか。寮のタイプはアパートタイプと寮タイプがあり、私が住んでいるのは寮タイプです。ただ、共用設備が多く、また廊下を出れば誰かしらに会うため、どこか一人になりきれていない気がして。もちろん、知り合いや友達が増えたり、困った時に助けてもらえる人がいたりするのはメリットですが。共用設備がなく、完全に一人の空間があるアパートタイプが羨ましいと思うことはあります。
小枝
寮については運ですからね。僕はアパートタイプですが、確かにそれぞれのタイプでメリット・デメリットがあると思います。完全に一人の空間はありがたいものの、生活の全てを自分で管理するのは辛いと思うこともあります。
木村
確かにどっちのタイプにもメリット・デメリットはありそう。こればかりは、住んでみないとわかりませんね。
小枝
僕が残念だったことは、冬は車で出かける時に、30分ほど雪かきをしないといけないところです。とんでもない量の雪が積もるわけではありませんが、運転には注意しないといけません。県内出身で雪に慣れていても事故を起こすことがあるので、雪国出身ではない人には、注意してもらいたいです。
木村
青森県でも気候は地域によって違いますからね。私も住むまでは、六ヶ所村の冬ってどうなのかな?と思っていました。住んでみると雪の量は青森市と変わりませんが、風が強いので、たまに目の前が雪で見えなくなることがありますね。
井崎
そうですね。ただ、六ヶ所村は除雪がすごく行き届いているので、雪かきをしないと道路を走れない、といったようなことはないので、その辺りは安心できると思います。
辻
私は正直、想像していた状況があまりに過酷だったので、住んでみて残念だったことは全くないですね。
一同(笑)
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では次に、青森でぜひやってほしいことや、行ってほしい場所を教えてください。

木村
私のおすすめスポットは、六ヶ所村から少し北にある泊というエリアです。漁業が盛んな地域で、透明なイカが食べられます。後は、ウニ!泊の食事屋さんでは生ウニ丼が食べられるので、ぜひ食べてほしいですね。
小枝
食べ物はどれも美味しいですよね。僕も青森市の海鮮丼をぜひ食べてほしいです。六ヶ所村から青森市までは車で1時間くらいなので、休日に遠出する距離としてはちょうど良いかと思います。
木村
青森市の海鮮丼は確かに有名!
井崎
あまり並ぶこともないので、みんな一度は行きますね。
辻
3つの海に囲まれているのは青森だけなので、海鮮はどれも絶品ですよね。私がぜひやってほしいのは、ウィンタースポーツです。冬の八甲田山はスキー初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。個人的には、道なき道をスキーしながら探検するバックカントリーがおすすめです。
井崎
自然が豊かなので、アウトドアを楽しめるのは良いですよね。夏だと十和田湖でボートツアーができたり、バーベキューができたりするので、季節を問わず自然を満喫してほしいです。
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普段、仕事終わりや休日はどのように過ごされていますか?

小枝
僕は部活動には所属していませんが、気の合う仲間たちとバスケットボールやサッカーをすることが多いですね。六ヶ所村には体育館や運動公園など、綺麗に整備された施設がたくさんあるので、その日の気分で楽しく体を動かしています。
辻
日本原燃は運動している人が多いですよね。
木村
食べ物が美味しいので、つい太りがちになってしまいますし、冬は外に出るのも億劫になるので、みんな意識的に運動しているのかもしれませんね。
小枝
確かにそうですね。
学生の皆さんも、入社後は何かしらスポーツをした方がいいと思います。運動した後に村の温泉施設で汗を流すのは、最高に気持ちいいですよ!
井崎
私は寮へ帰るのに1時間ほどバスに揺られるので、その車内で小説を読んでいます。青森に住んでからは、東北ゆかりの作家の小説を読むようになったので、休日は図書館へ行ったり、友達と文学館や資料館を巡ったりしています。
辻
各地を巡るのは楽しいですよね。
私は温泉が好きで、休日には青森各地の温泉へ出かけています。酸ヶ湯温泉や浅虫温泉など、有名な温泉がたくさんあって、良い気分転換になります。あとは穴場のグルメスポットを見つけることにもハマってます。
小枝
僕もよく色んな場所のラーメンを食べに出かけます。休み明けは大体、職場のみんなで休日にどこへ行ったか、情報交換しますよね(笑)
木村
そうそう(笑)。やっぱり食べ物は美味しいですからね。以前の部署にいた時は、週に2〜3回は業務終わりに食事へ出かけていました。
辻
多いですね!
木村
ですよね(笑)
井崎
食べ物だけじゃなくて、お酒も美味しいので、自然と集まる回数が増えるのかもしれませんね。
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最後に学生の皆さんへ、青森で暮らす上でのアドバイスをお願いします。

辻
入社前は「青森って何もないんだろうな」とか「雪が多くて、住みにくいんだろうな」とイメージすることもあるかと思います。でも、いざ入社してみると運動したり、温泉巡りをしたりと、新しいことに積極的に取り組む自分がいました。私の実体験からお伝えできるアドバイスとしては、「青森県に身構える必要はない!」です。
井崎
間違いないですね(笑)
その場所のどこか一つでも好きになると、暮らしも楽しくなると思うので、ぜひ何か好きなところを見つけてほしいです。私の場合は青森の景色でした。満天の星や絵具のように青い海など、自然の美しさが身近にあるところがお気に入りです。
木村
まだ運転免許を持っていない人は、入社前に取っておいた方がいいと思います。もちろん、入社後でも免許を取得できますが、時間に融通が効く学生のうちに取っておくことをおすすめします。
井崎
私は入社後に取りましたが、確かに入社前に取っておいた方がいいと感じました。ただ、免許や車がないうちでも、先輩や同期の車に同乗させてもらっていたので、困った経験はありません。助けてくれる人がたくさんいるので、時間に余裕のない人は入社後でも構わないと思います。
小枝
僕は先ほどお伝えした通り、冬の運転に気をつけることと体を動かしてほしいです。この座談会を通して、たくさんの学生に青森の魅力が伝わっていれば嬉しいです!