P E O P L E 0 3 Y U K I K A M E O K A

亀岡 優樹

再処理事業部 共用施設部 安全ユーティリティ課
2010年入社/理工学部 機械工学学科 卒

日本はもちろん、世界にも
誇れる施設・設備を目指して

#再処理 #機械系出身 #修士 #中堅社員 #県外出身者

Q1日本原燃への入社の決め手は何ですか?

他社では経験できない特別な仕事ができると考え、入社を決めました。日本原燃を知るきっかけとなったのは、就職情報サイト。数々の企業を見ていたところ、国内で唯一の原子燃料サイクルを事業とする会社があることを知り、その特殊性に惹かれました。また、自分が学んできた機械工学の知識を生かせると知ったことも、応募の大きな後押しになりました。

Q2現在の仕事内容を教えてください

再処理工場の施設設備は、国の規制基準を満たさなければ、操業することはできません。私が所属する安全ユーティリティ課でも、その規制基準に対応すべく、再処理工場内の所定範囲において新規にどういった設備を設置するか、また既設の設備をどのように改良していくかの方針を決定しています。私はその全ての工程に携わっており、各設備の仕様検討や国の安全審査対応、設備の設置・改造に関わる協力会社との契約、工場試験や設置までの作業管理などを担当しています。

Q3やりがいや苦労、使命感を感じるのはどういった瞬間ですか?

多大な労力を要した仕事を完了した時は、感動もひとしおです。直近では、ある設備仕様の方針について、国の安全審査に対応したことが印象に残っています。約半年にわたり東京青森間を行き来し、体力的にも、精神的にも辛かったことを覚えています。時間的な制約も厳しい中で、国から求められる説明資料を準備しなければならず、当時は差し迫った状況でした。しかし、チーム全員で一つのことに切磋琢磨できたことは、今にして思うと良い経験でした。全ての説明を終えた後には、「終わった」という安堵と共に、再処理工場の安全性において重要なミッションを果たせたという達成感を感じました。

Q4業務を行う中で印象に残っている経験を教えてください

東日本大震災が発生した時に何をしたらいいのかわからず、自分の無力さを痛感したことが記憶に残っています。当時は入社1年目で、徐々に仕事の流れがわかり始めたと思っていました。しかし、いざ非常事態となった時、上司や先輩がすぐに防護具を準備して現場へ向かう中、私は指示を受けるまで何もできませんでした。その状況に、自分が仕事のことをわかった気になっていただけだったことを思い知り、とても悔しかったです。この経験から、以降は自分の仕事の前後にある業務や、なぜその業務が必要かを考えるようになり、仕事への取り組み方が変わりました。

Q5日本原燃で働く上での魅力を教えてください

自分が設計に携わった設備が形になり、実際に運用されているのが見られることに醍醐味を感じています。元々の規格に従うだけでなく、さらに改良する側にも立てるので、その点も特徴的かと思います。また、国策事業のため、社員が多様な場面で国とやりとりを行うことも日本原燃ならではの仕事と言えます。

  • 08:40始業 ラジオ体操
  • 09:00新規制基準に関する打合せ&資料作成
  • 11:00設計審査委員会対応のための資料準備
  • 12:00会社の食堂でお昼休憩
  • 13:00新規制基準に関する打合せ
  • 15:00設計審査委員会の審議
  • 16:30新規設備設置工事についてメーカーと打合せ
  • 17:30設計審査委員会の内容取りまとめ
  • 18:30会社の食堂で夕食
  • 19:00設計審査委員会の内容取りまとめ
  • 20:00退社

O F F 休みの日は、同期と一緒に大自然を楽しむ

青森に来てからは、スノーボードなどのウィンタースポーツをするようになりました。安比高原スキー場には会社の保養所もあるため、シーズンになると同期たちと一緒にスノーボードを楽しんでいます。

やりたい仕事を突き詰めてほしい

私自身、入社前は設備の設計にやりがいを感じることを想像していました。しかし、今は設備設計はもちろん、国やメーカーとの折衝業務にも面白さを感じています。日本原燃は、今皆さんが想像しているやりがいとは、異なるやりがいを感じられる会社だと思うので、ぜひ一度社員に話を聞いてみてください。