P E O P L E 1 1 N O R I T O Y O S H I N A G A

吉永 憲人

濃縮事業部 ウラン濃縮工場 濃縮保全部 保全管理課
2011年入社/工学府 エネルギー量子工学専攻 修了

より働きやすく、
安全な施設をつくる

#濃縮 #原子力系出身 #理系出身 #修士 #中堅社員 #県外出身者

Q1日本原燃に入社した理由は何ですか?

研究室が原子力関係だったこともあり、原子力に関わる仕事がしたいと考えていたからです。また、同じ研究室の先輩も日本原燃に入社しており、業務内容や福利厚生、青森での暮らしなど様々な話が聞けたことで、入社後の自分をイメージできたことも入社を決めた理由の一つです。

Q2現在の仕事内容を教えてください

私が所属する濃縮事業部では、ウランを濃縮することで原子力燃料をつくるために必要な濃縮ウランを生成しています。その中で私の主な業務は、濃縮施設の保守・保全管理です。具体的には、施設の定期自主検査において検査者として対応したり、保全計画の運用管理、業務効率化を目的とした新たな保守管理システムの導入準備などを行っています。

Q3どんな時に、仕事のやりがいを感じますか?

入社してからしばらくの間は、濃縮事業部の開発センター試験課に配属されており、ウランを濃縮するための新型遠心機の開発に向けての試験などを実施していました。試験機は設計上、問題なく設計されていても、実際には人の手作業が入るため、必ずしも想定通りの結果が得られないことも多くありました。想定外の結果になった際は、その原因究明や対策を実施し、想定通りの結果やそれ以上の結果が得られた時には達成感を感じました。

Q4仕事をする上で大切にしていることを教えてください

仕事をスムーズに行うために、コミュニケーションをきちんと行うことを大切にしています。当たり前のことではありますが、朝会社に来た時には大きな声で挨拶をすることで、仕事へのスイッチを切り替えています。また、現在の業務では、他事業部の方と打合せすることが多く、普段顔を合わせない方々との調整にはメールだけで済ませずに、必ず電話を使ってフォローし、お互いの認識を確認するように心がけています。

Q5今後の目標をお願いします

直近の目標は、新たな保守管理システムを濃縮事業部に導入することです。このシステムは、先行して再処理事業部が導入を進めていますが、濃縮事業部へ導入するにあたって、改めて条件を検討する必要があります。本システムの導入によって、保全部門の業務効率化や作業漏れの防止が期待できるため、より安全で効率的な施設をつくるためにも、成し遂げたいと思っています。

  • 06:00起床
  • 07:30自宅を出発(通勤は通勤バスを利用)
  • 08:20会社に到着(出勤は毎日始業の20分前)
  • 08:50メールのチェック
  • 09:00各課の点検計画等を定めた台帳のチェック
  • 10:00グループ内で進捗確認(8名ほどのメンバーで、各自の業務の進行状況の把握やフォローを行う)
  • 11:00進捗確認結果のまとめ、対策の検討
  • 12:00昼食(お昼は食堂を利用することが多い。いつも食べるのは健康セット)
  • 13:00検査対応
  • 15:00新保守管理システム導入に向けた打合せ
  • 16:30打合せのデータ整理
  • 17:20終業
  • 18:40帰宅(夕食は寮の食堂。ゆっくりと過ごして就寝準備)
  • 23:00就寝

O F F ラグビー部の仲間と汗を流す

日本原燃には様々な部活動があり、私はラグビー部に所属しています。学生時代は柔道部に所属していましたが、入社後は体格の良さを生かせることや、チームスポーツの連帯感に惹かれ、ラグビーを始めました。業務後や休日の時間を使って練習しており、青森市の大会にも出場するほど本格的に活動しています。

今後、私たちの重要性はより大きくなっていく

今後エネルギー問題や地球温暖化がさらに深刻化すると、原子力の重要性がさらに大きくなると考えます。そうした状況において、きちんと役割が果たせるよう、これからの未来を見据えて働ける方は、この会社に向いていると思います。様々な会社を見ながら、自分に合った会社を見つけてもらえればと思います。