P E O P L E 0 9 S A B U R O S A M E J I M A

鮫島 三郎

燃料製造事業部 燃料製造建設所 設工認グループ
2015年入社/工学部 理工学研究科 機械物理工学専攻 修了

世界でも数少ない
事業に携わる、醍醐味がある

#燃料製造 #機械系出身 #理系出身 #修士 #若手社員 #県外出身者

Q1日本原燃に入社を決めた理由を教えてください

日本原燃を志望したきっかけは、説明会で日本のエネルギー問題や原子燃料サイクル事業についての話を聞き、この会社でしか得られない技術や経験があると思ったからです。また、原子力専攻の人だけでなく、様々な分野で学んできた人が活躍できることも、魅力に感じたことの一つです。

Q2現在の仕事内容を教えてください

MOX燃料加工施設の建設、工事を行うためには、福島第一原子力発電所の事故後に制定された新規制基準を踏まえ、原子力規制庁からの認可を得なければなりません。私の所属する設工認グループは、その認可を得るために必要な申請書の作成、提出などを行うほか、東京の原子力規制庁へ出張し、申請内容の説明を行っています。また、審査実績の方針を検討することも重要な業務です。

Q3仕事の中でやりがいや苦労、使命感を感じる瞬間を教えてください

現在、原子力発電所については安全審査に合格し、再稼動しているものもありますが、再処理施設やMOX燃料加工施設については、まだ日本に前例がありません。そのため、あらゆる場面において方針を検討する必要があり、若い社員でも発言や提案できる機会が多いことが、やりがいでもあります。原子燃料サイクルの確立を進めていく上で重要な審査対応に携わっている時は、大きな使命感を感じる瞬間でもあります。

Q4業務を行う中で印象に残っていることを教えてください

安全審査で厳しい指摘を受けた時は印象に残っています。特に、「重大事故」に係る審査では、従来にはなかった規模の自然災害を想定した安全設計の説明が求められます。しかし、明確な条件が定められていないため、それまで説明した内容が振り出しに戻ることも多々あります。原子力規制庁との議論を重ねながら、方針を何度も見直すことで、一つひとつ課題をクリアしていくことが重要です。

Q5日本原燃で働く上での魅力を教えてください

日本では初であり、世界でも数少ない原子燃料サイクル事業に携わることができるのは、日本原燃で働く醍醐味だと感じています。その中で、再処理事業やMOX燃料加工事業など様々な事業がありますが、どの事業も原子燃料サイクル事業に関連しているため、部署を異動してもやりたいことができるという点も魅力だと思います。

  • 06:30起床
  • 06:50自宅を出発(通勤バスを利用)
  • 08:10会社に到着(作業着に着替えて仕事の準備)
  • 08:40グループ内で朝会後、メールをチェック
  • 09:10原子力規制庁に提出する申請書案をチェック
  • 10:30メーカーとの打合せ
  • 12:00昼食(お弁当を持参。共働きなので、お弁当作り当番は半々)
  • 13:00資料作成(安全審査に係る資料作成の緊急依頼があったため、上司、関係部署と連絡を取りながら早急に資料を作成していく)
  • 15:00他の原子力施設の審査会合を視聴(原子力施設の安全審査はYouTubeで公開されるため、気になる議題がある場合は確認)
  • 16:00終礼(定時後速やかに帰ることができるよう、終礼は1時間ほど前に行うのが慣例)
  • 17:20終業(今日は定時退勤。残業する時は、食堂で夕食を食べる)
  • 17:40退社(1時間ほどバスに揺られる)
  • 19:00帰宅(定時で帰る日は間単な料理をして夕食。その後はのんびり過ごす)
  • 22:00就寝

O F F 新婚旅行でスイスへ

2018年に結婚した際は、5日間の結婚休暇をいただき、土日合わせて計9日間の休暇を取得。スイスに新婚旅行へ行きました。写真はスイスの有名なリゾート地ツェルマットにある展望台で、背景の山はマッターホルンです。

良いことも悪いことも、自分なりの考えを伝える

面接では、自分のやりたいことや思っていることを正直に話すことが大切だと思います。なぜなら、会社に必要とされる人材は「会社の考えに賛同する人」ではなく、「会社の考えを理解した上で、問題点や改善点について発言できる人」だからです。ぜひ自分なりの考えを持って、就職活動を頑張ってください。