低レベル放射性廃棄物埋設センター 低レベル廃棄物管理建屋(管理区域内)における天井クレーンの動作不具合について

　4月9日（水）、低レベル放射性廃棄物埋設センター低レベル廃棄物管理建屋内（管理区域内）において、廃棄体の外観確認を行うために廃棄体8本を収納した輸送容器（以下、「輸送容器」）を自動運転の天井クレーンを用いて検査ライン上の受入装置に移動して着床させました。その後、13時47分、天井クレーンが次の輸送容器を移動させるために上昇動作へ移行したところ、輸送容器を把持していたロック機構の一部が解除されない状態だったため片側が吊り上がりました。
　運転員が速やかに緊急停止操作を行い、同日16時2分、輸送容器を受入装置へ安全に着床させております。輸送容器に破損・変形はありません。
　なお、本事象による外部への放射性物質による影響はありません。