事業情報
以下はABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。
2016年3月18日掲載
低レベル放射性廃棄物埋設センター

「廃棄物埋設確認申請書(廃棄体用)」の取り下げについて

 当社は、低レベル放射性廃棄物を埋設するために必要な「廃棄物埋設確認申請書(廃棄体用)※1」(九州電力(株)玄海原子力発電所 1,720本)を、2016年2月10日付で原子力規制委員会に提出いたしましたが、申請書に記載している同廃棄物の廃棄体1本のデータに誤りがあったことから、本日、申請を取り下げました。
 これは、玄海原子力発電所に設置している放射能測定装置※2の演算プログラムが、一部正常に処理されていなかったことによるものであり、他発電所の放射能測定装置においては、同様の演算プログラムがないことを確認しております。
 また、今回のデータ誤りを受け、過去に同発電所から受入れた廃棄体を九州電力(株)が調査し、当社が確認した結果、安全上問題となる廃棄体はありませんでした。

  • 廃棄物埋設確認申請書(廃棄体用):
    埋設する廃棄体が法令に定める技術基準に適合していることの確認を受けるため、廃棄体の搬出元(電力各社)が測定した放射能のデータ等をもとに当社が申請書を作成し、当社から原子力規制委員会に申請するもの。
  • 放射能測定装置:
    埋設する廃棄体の安全性を確認するために、放射能を測定する装置。
以上