事業情報

再処理工場のしゅん工に向けた進捗状況
(2026年10月27日時点)

10月27日審査会合結果

 補正・認可に向けた個別補足資料の提出状況及び漏えい確認の実施方針について説明しました。
 そのうち、漏えい確認については、系統内に保有する溶液・廃液の量・性状が通常運転と比べて低いことを考慮した安全確保を行うという方針として、設計基準に適合させる範囲、重大事故等対処設備の配備の考え方、保安規定の変更方針を説明しました。

 原子力規制庁からは、以下のご指摘がありましたので、今後適切に対応してまいります。

【設工認の補正・認可に向けた取組み状況】

  • 補正申請に向けて補足説明資料を用いた網羅的な説明など、必要な対応を引き続き行うこと。

【漏えい確認】

  • 試験使用承認にあたっての必要な要件については、本日の会合結果を踏まえ引き続き検討を行うこと。

これらの指摘を踏まえて、試験使用承認にあたっての要件等について検討するとともに、設工認・検査・保安規定・工事、それぞれの工程を作り上げ、それらを組み合わせることで全体工程をお示しします。

(1)設工認 (個別補足説明資料の進捗状況はこちら)

  • 10月27日審査会合において、個別補足資料の提出状況を説明しました。
  • 補正・認可に向け、①審査会合で説明してきた設計ルールの技術的な根拠や詳細の補足説明資料、②技術基準適合・許可整合のために補正書として示すべき事項を整理することを目的とした補足説明資料(別紙)およびこれら示すべき事項に関する具体的な構造設計などの補足説明資料(参考)を整理し、提出しています。そのうち、補正書として示すべき事項を整理することを目的とした補足説明資料については、これまでに全体41項目のうち33項目を説明しております。

再処理施設の補足説明資料の提出及びヒアリングの状況まとめ(抜粋)

(2)検査

  • 着手可能な範囲から使用前事業者検査を実施中です。
  • 漏えい確認も含めた使用前事業者検査の実施方針・試験使用承認にあたっての要件を整理し、対応を進めます。

(3)保安規定

  • 変更申請に向け、DB(設計基準対策)およびSA(重大事故等対策)の運用措置や、漏えい確認に係る措置について変更・追加をする内容の準備を進めています。

(4)工事

  • 竜巻対策、火災対策、溢水対策、重大事故等対策の各設備について、これまでの審査会合の議論の結果を、各設備の現場設計に反映する作業を進め、必要な工事を行います。
  • なお、説明に時間を要している火災・溢水対策については、設計ルールの詳細を説明していく中で、例えば早期消火の設計が見直されることで、追加工事が発生し、工事物量が増加する可能性が生じておりますが、ヒアリングなどで当社の設計の考え方を引き続き説明してまいります。

(5)漏えい確認(溶液・廃液処理運転)

  • 10月27日審査会合において、系統内に保有する溶液・廃液の量・性状が通常運転と比べて低いことを考慮した安全確保を行うという考え方として、高レベルガラス固化建屋を例に、DB適合させる範囲、SA評価の考え方及び保安規定の変更方針について説明しました。
  • 審査会合でご指摘いただいた漏えい確認対象の設備を有する建屋以外の設備のDB適合範囲、SA対処時に用いる設備の保管場所、SA有効性評価(制限時間、線量評価)の妥当性について整理し、説明してまいります。
  • 他の建屋においても、高レベルガラス固化建屋と同様の整理を行い、引き続き原子力規制庁と議論したうえで具体的な内容を固めます。

以 上