再処理工場のしゅん工に向けた進捗状況
(2026年6月8日時点)
再処理工場の設工認の説明、検査、保安規定、工事の各項目における計画に対する状況は以下の通りです。

※1 高レベル濃縮廃液等の保有量低減を図る方針について、保安規定に記載すべき内容を検討するため、申請時期を見直した
※2 模擬廃液を用いた検査とするため、重大事故等対処訓練終了前に実施可能であることから、実施時期に裕度が増した
※3 重大事故等対処訓練と並行して実施可能である
(1)設工認の説明 (説明の全体計画はこちら)
- 6月8日の審査会合において、耐震設計、構造設計等とも、残る項目についての具体的な設計および評価を説明しました。
- 今回の審査会合をもって、全体計画の設計ルールに関する全ての項目について、一通り説明を終了しました。
- 補正申請に向け、その物量も考慮し、今後3~4か月程度で準備作業を集中的に進めていきます。
- 補正申請に向けた対応についても、進捗管理を徹底してまいります。

※6月8日審査会合で提示した全体計画
(2)検査
- 着手可能な範囲から使用前事業者検査を実施中です。
- 各系統の検査については、5月20日の原子力規制委員会および6月8日の審査会合の議論を踏まえ、以下の方針とします。
- ガラス溶融炉については、模擬廃液を用いた漏えい確認を行います。
- 現在運転している系統については、過去の検査結果と保全記録等による健全性評価に加え、より信頼性を高めるため、実際に溶液等を流して漏えい確認を行います。また、現在運転をしていない系統についても、保安規定に基づき、可能な限り実際に溶液等を流して確認する範囲を拡げる方針とし、具体的な実施方法等の検討を進めています。
(3)保安規定
- 5月20日の原子力規制委員会の議論を踏まえ、廃液保有リスクの低減の観点から高レベル濃縮廃液等の保有量低減を図る方針を、保安規定に明記することとします。具体的な記載内容がまとまり次第、変更申請を行う予定です。
- また、廃液保有リスクの低減を積極的に進めるべく、せん断開始前に行うこととしている溶液・廃液処理運転の実施時期について検討中です。
(4)工事
- 海洋放出管切り離し工事については、規制基準等との関係を検討した結果、重大事故等対処訓練と並行して実施することとしました。
- 竜巻対策、火災対策、溢水対策、重大事故等対策の各設備について、これまでの審査会合の議論の結果を、各設備の現場設計に反映する作業を進め、必要な工事を行います。
以 上