当社の取組み
2025年3月11日
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厳冬期の防災訓練を実施しました
~災害時の対応力向上に努め、万が一に備える~

 当社では、原子力災害への対応力向上のため、1年を通じて様々な訓練を繰り返し行っています。
 2月18日(火)には、厳冬期においても万が一のトラブルに的確かつ迅速に対応できるよう、氷点下2.5度の環境下で、大地震で再処理工場の建屋が大規模損壊した状況を想定した訓練を行いました。

訓練の様子

 今回は、大規模損壊した建屋からの放射性物質の拡散を抑えるため、尾駮沼から取水し、放水するまでの手順を確認しました。

1.大型移送ポンプ車を尾駮沼に移動

2.ポンプ車につないだホースを沼に敷設

3.ポンプ車を稼働させ、水をくみ上げる

4.放水砲で放水(放射性物質の拡散を抑制)

様々な経験を積み、対応力の向上を目指します

再処理事業部 大池 賢

 厳冬期の訓練に参加するのは今回が初めてでした。風が強く気温も低かったので、手足がかじかんで思うように動かせず、ホースの接続に時間がかかる場面もありました。厳しい環境での訓練を繰り返し実施することで、様々な状況に対応できるよう経験を積んでまいります。

 地域の皆さまにご安心いただけるよう、今後も様々な事象を想定した訓練に取り組んでまいります。