11月20日、西村康稔経済産業大臣が来社され、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、再処理工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターおよびMOX燃料工場の建設現場など、当社サイクル施設をご視察いただきました。ご視察では、各施設の現状や安全確保の取り組み状況、再処理工場の安全性向上対策工事の様子をご確認いただきました。

再処理工場 非常用電源建屋冷却塔の竜巻対策工事をご視察

西村経済産業大臣からのお言葉（要旨）

　今回、青森県に立地している全ての原子力発電所および核燃料サイクル関連施設の現場を直接視察し、各施設で再稼働やしゅん工に向けた取り組みが着実に進展していることを直接確認することができました。また、ウラン濃縮等に関する優れた技術等を伺うことができ、大変意義がある視察であったと感じております。
　エネルギーを巡る情勢は一変しており、エネルギーの安定供給、そしてカーボンニュートラルを実現していくためには、再生可能エネルギーを最大限導入するということと同時に、原子力も重要なエネルギーだと認識しています。
　再処理工場のしゅん工に向けて、規制委員会の安全審査にしっかり対応していただくことが大事です。安全性の確保を大前提に、総力を挙げて取り組んでいただきたい。