当社は、再処理工場のしゅん工に向けて、運転員の技術力維持と向上に取り組んでいます。
　この取り組みの一つとして、2021年11月からフランスのラ･アーグ再処理工場（オラノ社）で実機を用いた運転操作の訓練を開始しました。しゅん工までに今回を含め4回、合計48名の運転員が訓練に参加する予定です。

運転訓練の様子【2021年11月22日～12月28日】

VOICE

「この経験は大きな財産 安全な運転への自信になる」

■ 再処理工場 運転部　瀬川 侑 (せがわ ゆう)　六戸町出身

稼働中の再処理工場で運転操作を経験し、運転時に確認すべき大切なポイントを学ぶことができました。現場で働くオラノ社運転員の気迫や緊張感を肌で感じ、｢自分も負けていられない、もっと技術を高めたい｣と強く思いました。プロフェッショナルを目指して、これからも力量の向上に努めます。

「訓練で学んだ技術の習得に励み、現場につなぐ」

■ 再処理工場 運転部　佐々木 祐輔（ささき　ゆうすけ） 十和田市出身

知識や技術を少しでも多く習得すべく、初心にかえり、分からないことは納得するまで質問しました。熱心に指導してくれるオラノ社の指導員に感銘を受け、技術を伝承することの大切さも学びました。訓練での学びを習熟させ、他の運転員と共有しながら研鑽を積むことで、チームのレベルアップに努めます。

　訓練で蓄積したノウハウを他の運転員と共有することで、運転員全体の技術力維持・向上を図り、再処理工場のしゅん工、その後の安全・安定操業に向けた体制を確立していきます。