当社の取組み
2020年1月20日
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放射線って見えるの!? 「放射線実習セミナー」を行いました

 1月7日(火)、青森県立弘前南高等学校において放射線実習セミナーを行いました。      
 放射線実習セミナーとは、身の回りに存在する放射線について実験などを交えながら学んでもらう体験型の授業で、こうした活動は、2006年より青森県内の小・中・高生を対象に取り組んでおり、これまで延べ324校(約22,000名)に実施しています。 

授業のようす

 今回は、1年生40名を対象に、東北大学大学院 藤原充啓助教による放射線に関する基礎講義をはじめ、霧箱を用いて身近に存在する「放射線の飛跡を観察する実験」や、簡易測定器を用いた「自然放射線の測定実験」など、放射線の基礎知識を学んでいただきました。

藤原先生の講義を熱心に聴く生徒

放射線(アルファ線)を紙1枚で止める遮へい実験

距離を置いて放射線の値を測るようす

【受講した生徒の声】

・内容は難しかったが、難しいことがわかることはとても楽しい。
・医療や工業など様々な分野で放射線が利用されていることを知った。
・実験がわかりやすく、楽しく学ぶことができた。
 等、多くの感想をいただきました。

 当社は、引き続き、青森県の次世代を担う子どもたちに、科学への興味と放射線についての正しい知識を身につけてもらうための活動に取り組んでまいります。