定例社長記者懇談会挨拶概要
本日は、「再処理の設工認対応状況」、「2024年度決算」、「青森県産品の消費拡大に向けた取り組み」について、ご報告させていただきます。
再処理の設工認対応状況
まず、「再処理の設工認対応状況」です。
先月20日の審査会合以降、日々ヒアリングを行い、「説明の全体計画」に沿って耐震設計や構造設計の評価結果等を説明しています。
今月30日に開催される審査会合では、耐震設計は、建物・構築物の「地震応答解析と部材評価の結果」および配管の「設計プロセスに基づく具体的な設計と評価結果」について説明します。
構造設計は、内部火災などの条文では防護・設計の対象施設の特定や基本的な設計の考え方および設計プロセスを、水素爆発の条文では設計プロセスに基づく具体的な設計および評価を説明します。
審査会合での説明項目に多少の変更はありますが、11月までの説明終了に変わりはなく、概ね計画通りに進んでいます。
今後も進捗をしっかり管理しながら計画的に説明を進め、引き続き、しゅん工に向けて、安全を最優先にオールジャパン体制で取り組んでまいります。
2024年度決算
次に、「2024年度決算」についてです。お手元の資料①をご覧ください。
2024年度決算は、「売上高」が2,142億円となり、前年度に比べて314億円の増収となりました。
「売上原価」は1,819億円で、前年度に比べ303億円の増加となり、この結果、「売上総利益」は10億円増の323億円、「営業利益」は5億円増の84億円となりました。
「経常利益」は、7億円増の31億円、「当期純利益」は、9億円増の18億円で、「増収・ 増益」となりました。
詳細については、この懇談会の後、担当の者からご説明させていただきます。
青森県産品の消費拡大に向けた取り組み
最後に、「青森県産品の消費拡大に向けた取り組み」です。お手元の資料②をご覧ください。
当社は、青森県に根ざした企業として地域とともに発展すべく、日頃から青森県産品の消費拡大に向けた様々な取り組みを行っています。
その一つでもある「あおもり旬紀行」は、2006年に開始し、今年で20年目を迎えました。
毎年のお中元、お歳暮の時期に、県内の農協や漁協、六ヶ所村と隣接市町村の地域ブランド「六景楽市」などの県産品を掲載したパンフレットを、当社社員のほか協力会社や全国の電力会社の皆さまに配布し、購入していただいています。
あわせて、出店者の皆さまに当社までお越しいただく即売会も実施しています。
即売会は、パンフレットに掲載されている県産品を実際に手にとり、試食を通じて出店者の皆さまとコミュニケーションを取れる貴重な機会となっています。
写真は、今月開催した即売会の様子です。
当日は、県産食材を使ったスイーツや長芋、お米、水産・畜産加工品など約130の県産品をお持ちいただき、大盛況の即売会となりました。
出店者の皆さまからは、「日本原燃の皆さんに商品の魅力を直接伝えられる良い機会」、「リピートして毎回購入してくれる方もいる。県産品を美味しく食べて、家族や友人にも広めてほしい」といった声をいただいています。
また、社員の「即売会で食べた県産品のおいしさを家族や知人にも知ってもらいたい」という思いが、パンフレットでの購入にもつながっていると思っています。
六ヶ所までお越しくださり出店いただいた皆さまに、この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
来月29日にも今シーズン5回目の即売会を開催します。詳細を後日、県政記者会の皆さまにもご案内させていただきたいと思っています。
明日の3号埋設施設で初めて行う定置作業も、ご案内を皆様にしております。
廃棄体の検査、トラックでの運搬、クレーンによる定置など、かなり迫力のある現場の様子がご覧いただけると思いますので、ぜひお越しいただければと思っています。
当社事業は、地域の皆さまの信頼と支えがあって成り立っているということを忘れることなく、これからも地域とともに歩み続け、地域の発展に貢献してまいります。
本日、私からは以上です。