2021年12月3日
第9回 安全・品質改革検証委員会について
2021年11月15日に「第9回 安全・品質改革検証委員会」が開催され、当社から主に以下の活動状況等について報告しております。
- 内部監査の改善へ向けた取組み
- 核物質防護に関するパフォーマンス向上について
これらの活動に対し、各委員から更なる改善に向けた提案など、様々なご助言をいただきました。(詳細は議事概要に掲載)
当社といたしましては、各委員よりいただいたご意見等を踏まえ、引き続き全社をあげて改善活動を進めてまいります。
【当社における品質保証とは】
一般の企業における「品質保証」はお客さまに品質の高い間違いのない製品をお届けすることです。我々原子力事業者にとって、「お客さま」は「地域の皆さま」全体であり、提供する「品質」は「安全」です。そのため当社にとっての「品質保証」とは、原子力安全に関わる仕事の計画・実施・評価・改善(PDCA)サイクルを廻して、品質(=安全)を達成・維持・向上させること、そして、それをお客さまに説明して信頼していただくことです。
当社は、JEAC4111(原子力安全のためのマネジメントシステム規程)及びISO9001に基づき、安全文化醸成活動も含めた“品質マネジメントシステム(QMS)”を構築して、これらの品質保証活動を実施しています。当社が施設の安全な運営を確保するために策定し、原子力規制委員会の認可を受けた「保安規定」では、これらの規格を遵守ることとしており、品質マネジメントシステムの遵守は法的義務となっています。
以上