発表•お知らせ
2021年4月1日

2021年度入社式の実施について

 当社は、2021年度の入社式を以下のとおり実施しましたので、お知らせします。

  1. 日 時:2021年4月1日(木) 10:00~10:20
  2. 場 所:六ヶ所村文化交流プラザ スワニー 大ホール
  3. 出席者:増田社長ほか約130名
    ※新入社員122名
  4. 主な内容:
    • 辞令交付(新入社員代表)
    • 社長挨拶
    • 誓いの言葉(新入社員代表)

<社長挨拶要旨>

 本日、若さと希望に満ち溢れた、122名の皆さんを日本原燃の新しい仲間として迎えることができることを大変うれしく、そして心強く思っている。
 社会人として第一歩を踏み出すにあたり、不安な気持ちと、ワクワクする気持ちを持っていると思うが、人生において二度とない今の気持ちを、ずっと忘れないでほしい。

 今年、東日本大震災から10年を迎えた。この10年間、福島での原子力発電所の事故を契機に原子力に関して様々な議論がなされてきた。原子力に関し、様々な議論があるなかで、ここにいる皆さんは、原子力が今後の日本を支える必要不可欠なエネルギーであると確信したからこそ、この日本原燃を、「人生を託し、社会に貢献する場」として選んでくれたのだと思う。これからも原子力が今後の日本に必要欠くべからざるエネルギーである様に育てていかなければならない。そのために皆さんと一緒に働けることを大変誇りに思っている。

 昨年、政府は2050年までに温室効果ガスの排出と吸収を全体としてゼロとする「2050年カーボンニュートラル」の実現を宣言した。
 その実現にむけ、「再生可能エネルギーを最大限活用するとともに、安全最優先で原子力政策を進めることで安定的なエネルギー供給を確立する」となっている。
 再生可能エネルギーのうち、太陽光・風力等の自然エネルギーは、簡単に原子力の代替として使えるような論調も多いが、これらは季節や時間、気候などの影響を大きく受けてしまう。
 私は、CO2を出さず、電気を安定供給できるという点で、エネルギー資源のほとんどない日本には、原子力が不可欠であると思っている。
 この原子力発電のメリットを最大限に享受するには、原子燃料サイクルが必要となる。当社はこの国内唯一無二の原子燃料サイクル確立を目指す会社である。日本の将来の発展と、地球の環境をこれ以上悪化させないためにも、当社の使命は大変重要なものである。

 「原子燃料サイクルを確立し、新たなエネルギーを生み出して、未来を切り拓く」という当社の使命を、今、この瞬間からしっかり心に刻み、「昨日よりも今日、今日よりも明日」と現状に満足することなく、常により良くしようと考え、日本の将来の発展のため、一緒に取り組んでいこう。

 今日から日本原燃の社員として、そして社会人として歩み始める皆さんへ、私の期待事項を3つお伝えする。
 1つ目に、社会人として、日本原燃の社員として、恥ずかしくない立ち居振る舞いをお願いする。地元の方々は私たちの立ち居振る舞いに注目している。さすが日本原燃の社員、と言われる行動をしていただきたい。当社がここで事業を営むことができるのは、立地を受入れてくれた六ヶ所村、そして青森県のおかげだということを忘れてはならない。
 2つ目に、一人ひとりが当たり前のことをきちんとやる「プロフェッショナル」となってほしい。最初の3年は先輩社員に徹底的に聞き、理解し、納得しながら着実に一歩一歩進み、決して慌てることはない。3年経ったら、もう人に聞くのは恥ずかしいと思うくらいまで成長してもらいたい。
 3つ目に、職場に新しい風を吹き込んで欲しい。我々、社員一丸となって、働きやすく活気あふれる職場にしようと日々頑張っている。皆さんの若さと熱意、そして問いかけが、職場に新しい風を届け、活気を生む。
 そして、その活気は社員の心身の健康と安全をもたらし、社員全員の成長に繋がっていく。

 文化や技術を継承しながら、昨日より今日、今日より明日と、よりよい会社に成長させたいからこそ、若い皆さんの力が必要である。皆さんを新しい仲間として迎え、共に我々のミッションの達成に向けて挑み、成長していくことを期待している。
 「明るく、楽しく、元気よく」、これからよろしくお願いする。

以上

辞令交付の様子

 

社長挨拶の様子

誓いの言葉の様子