2020年9月9日
再処理工場 ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋における査察用封印のき損について(原因および再発防止対策)
当社は、2020年8月5日に、ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋 地下1階焙焼還元※1第4室(管理区域内)のグローブボックスの上部に設置されたプルボックス※2に取り付けられた国際原子力機関(IAEA)および原子力規制庁の査察用封印がき損していることを発見し、速やかに国際原子力機関(IAEA)および原子力規制庁へ連絡しました。
なお、当該査察用封印については、2020年8月19日に、国際原子力機関(IAEA)および原子力規制庁が取り替えを行っております。
本日(9月9日)、原因および再発防止対策に係る報告書を原子力規制庁に提出し、厳重注意を受けました。
当社といたしましては、今回の厳重注意を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。
- 焙焼還元:
脱硝粉末に熱処理を加え、残留水分の除去等を行う工程 - プルボックス:
プルトニウム在庫量測定システムで収集した測定データ等を伝送するための
ケーブルを収納する電線管を接続する箇所に設置された金属製の箱のこと。
以上