発表•お知らせ
2019年4月2日

品質保証大会の実施について

 当社は、新年度を迎えるにあたり、以下のとおり品質保証大会を開催し、当社社員、グループ会社社員、協力会社社員が一堂に集まり、今年度の品質保証に関する取組みを再確認いたしましたのでお知らせします。

概要

日時 2019年4月2日(火) 10:30~11:20
場所 再処理事業所 体育館
出席者 社長、安全・品質本部長および各事業部長、協力会社の現地所長 他
参加人数 約2,000名(当社社員、グループ会社社員、協力会社社員合計)
主な内容 ○社長挨拶
○各事業部における重点項目の紹介
○当社社員からの決意表明、協力会社からの協力表明
○品質方針の唱和
[品質方針]
 1.安全を最優先する
 2.法令およびルールを遵守する
 3.品質マネジメントシステムの重要性を認識し、有効性を継続的に改善する
 4.迅速な通報連絡および積極的な情報公開を実践する
 5.お客様の期待に応える

<社長挨拶要旨>

○「安全」と「品質」の向上について
・「品質保証マネジメント」の改善
 当社は、過去数年にわたり、施設の「安全性」や「信頼性」について、自信をもって「大丈夫です」と言える活動ができていなかったことを規制当局からも指摘される状況にあった。
 これを改善すべく、これまで「モノを見て気づく」、「感度を上げる」といった活動を皆さんと一体となって行ってきた。引き続き、改善を積み重ね、「昨日よりも今日、今日より明日と良くなっていく現場」を作り上げていこう。

・「品質」の向上
 当社では、これまで繰り返し基本的な問題による保安規定違反やトラブル、火災などが発生している。
 現在、我々はこれらのトラブルに対し、「その背景にある本当の原因は何か」、「弱みは何か」を考えて対策をとっていこうとしており、この対策が効果のあるものとするには、協力会社の皆さんと当社社員が一体となって活動することが必要である。一人ひとりがルールに則って作業を進めていただきたい。

・「作業安全」の確保
 これから再処理工場・MOX燃料工場で工事が本格化すると、多くの作業が輻輳することになる。その状況で、いかに作業の「安全」を確保するかが非常に重要となる。当社も皆さんの作業が安全に、効率的に行えるよう、調整を行うが、それのみならず不安全な箇所を指摘して頂くなど協力会社の皆さんと一体となった活動を行っていこう。

○新検査制度について
 2020年度から導入される新たな検査制度は、規制を守ることは最低限の要求であり、自分達で仕事や設備の問題点を見つけ、昨日よりも今日、今日より明日と改善を続けていくことが強く求められる。皆さんと一緒に作業の「安全」と「品質」を確保し、改善していく活動を現状に満足することなく続けていこう。

○最後に
 本日の品質保証大会を機に、ここに集る全ての方々の心をひとつにして、再処理工場、MOX燃料工場のしゅん工と操業、ウラン濃縮工場および低レベル放射性廃棄物埋設センターならびに高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの安全で安定な操業を実現しよう。

<品質保証大会の様子>

社長挨拶

出席者全員による品質方針の唱和

以上