発表•お知らせ
2018年4月2日

2018年度入社式 社長挨拶要旨

 本日、若さと希望に満ち溢れた129名を日本原燃の新しい仲間として迎えることができ、大変心強く、また感激しており、心から歓迎する。
 社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、日本原燃の社員となって「やってやるぞ」という気持ちもあると思う。人生において二度とないこの日と今の気持ちを心に刻んでもらいたい。

 エネルギー資源のほとんどを海外に依存しているわが国にとって、エネルギーを安定的に確保できる、いわゆるエネルギーの安全保障が極めて重要であり、その柱となる原子力、そして、その原子力を支える当社事業の意義は全く変わらない。「原子燃料サイクルを確立し、新たなエネルギーを生み出して、未来を切り拓く」という当社の使命、これを皆さん、本日からしっかり共有していただきたい。
 さらに、皆さんにしっかり認識してもらいたいのは、安全である。安全なくしてサイクル事業はない、地域の信頼なくしてサイクル事業はない、ということを改めて心に刻んでほしい。

 新入社員の皆さんに期待することとして、第一に仕事のプロを目指していただきたい。仕事に関連する知識をしっかり身につけ、その知識を絶えず高める努力をしている、誰よりも現場を知っていることに加え、仕事の目的・意味・価値を常に考える人になっていただきたい。
 第二に、コミュニケーションの達人を目指していただきたい。会社という組織で成果を挙げていくためには、チームとして働いてもらわなければならない。
 「報告・連絡・相談」そのものが重要な仕事であると考え、行動してもらいたい。
 第三に、自ら成長しようとする人になってもらいたい。一人の社員が成長する真の力は、自らが成長しようとする意思を持つかどうかにかかっている。自らあらゆる機会を利用し、勉強し、成長につなげてもらいたい。 

 最後に、地域の方々への感謝を共有し、受け継いでもらいたいということを申し上げたい。青森県、六ヶ所村、電気事業連合会と当社の前身である日本原燃サービスと日本原燃産業が、原子燃料サイクル施設の立地基本協定を締結して33年を迎える。原子燃料サイクル施設の立地を受入れていただき、長年にわたって支えていただいた地域の方々へ、常に感謝の念を持ち続けるとともに、同じ地域に暮らす一員として、さまざまな地域活動などに積極的に参加してもらいたい。繰り返しになるが、地域の方々の信頼あって、当社の事業が初めて成り立っていることを共有してもらいたい。皆さん一人ひとりが主役であり、使命達成のために欠かせない大切な存在である。一緒に頑張っていこう。

以上