発表•お知らせ
2022年7月8日
報道関係各位
日本原燃株式会社

再処理工場 高レベル廃液ガラス固化建屋における供給液槽の
安全冷却機能の一時喪失に係る法令報告について

 当社は、再処理工場の高レベル廃液ガラス固化建屋における供給液槽の安全冷却機能の一時喪失について、本日、法令報告(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づく報告事象)に該当すると判断し、原子力規制委員会、青森県ならびに六ヶ所村に報告しましたのでお知らせします。
 発生当初、連絡責任者は、供給液槽の廃液温度が25℃~30℃であるところ、32℃までの上昇であり、有意なものと捉えていませんでした。
 その後、供給液槽の廃液温度上昇は、仕切弁の閉止に伴って安全冷却水の供給が停止したことによるものであること、また上昇が継続していた状態であったことから、有意なものであると捉え、本日、異常事象の対応を行う六ヶ所対応会議での検討および再処理事業部長の判断を経て、連絡責任者が法令報告に該当すると判断しました。

※連絡責任者:再処理事業部 技術部長(異常事象が発生した時の連絡責任者)

以上