2020年12月23日
報道関係各位
日本原燃株式会社
再処理事業所構外への油圧作動油の漏えいについて(続報3)
2020年11月17日に発生しました、二又川および尾駮沼への油圧作動油の流出については、地域の皆さまへご心配、ご迷惑をおかけしており、改めてお詫び申し上げます。事象発生以降、油圧作動油の拡散状況の確認や、漁業者の方々にもご協力いただき、吸着マットによる回収作業等を行ってまいりました。
回収作業の結果、大型移送ポンプ作動油の総量約154リットルから、当社敷地内および機器内から回収した約138リットルを差し引き、二又川および尾駮沼へ流出した油は約16リットルと推定しており、そのうち約12リットルを吸着マットで回収いたしました。
また、二又川および尾駮沼から定期的にサンプリングを行い、水分中に含まれる油分を測定するとともに、社外の第三者機関による環境への影響評価も行った結果、周辺環境への影響はないものと考えております。
事象発生後から実施しておりました回収作業等については、順次終了することといたします。
なお、今後、尾駮沼において、油らしき浮遊物が確認された場合は、関係者の皆さまと相談し適切に対応してまいります。
今後、このようなことを起こさないように、今回の原因をしっかり究明し、再発防止対策を取りまとめ、改めてお知らせいたします。
以上