発表•お知らせ

JAEA大洗内部被ばく事故に対する水平展開の問題点に係る取り組み状況

2019年7月29日更新

事業者対応方針 対応状況

項目 概要 期限 担当部署 状況
7/12現在)
関係資料
(対応実績)
水平展開体制の強化 安全・品質本部は、大洗の事故のような重大な事象が発生した場合は、安全・品質本部および各事業部の役割を明確にした計画書を策定し、全社的に取り組む体制を構築する。
検討体制には経営層の参画に加え、リスク抽出の観点から各事業部の専門的知識を有するメンバーを参画させ、全社の観点からリスクの洗い出しを実施する。
また、あわせて水平展開のしくみに係る課題を抽出し、水平展開検討会運営要則に反映する。
2017年9月末 安全・品質本部
  • 2017年9月29日 水平展開検討会運営要則改正。

水平展開検討会運営要則
(2017年10月20日更新)


「JAEA大洗の内部被ばく事故を踏まえた全社水平展開」に係る実施計画書(改正9)
(2019年2月28日更新)


活動実績の評価を実施
(2019年6月28日更新)

大洗事故に対する計画書を策定する。 実施計画書について2017年9月5日に策定 安全・品質本部
  • 2017年9月5日 「「JAEA大洗の内部被ばく事故を踏まえた全社水平展開」に係る実施計画書」制定。
<最新版>
  • 2019年1月28日 「「JAEA大洗の内部被ばく事故を踏まえた全社水平展開」に係る実施計画書」改正。(改正9)
上記計画書に基づき、強化した体制のもと、直接的な要因に加え、当社施設の特徴を踏まえリスクを抽出し対応を実施する。 安全・品質本部
  • 上記計画書に基づき活動中。
  • 2019年4月24日 施設の特徴を踏まえたリスクの抽出が完了。
  • 継続的な対応が必要な改善活動は、各事業部で計画的に対策を実施する。
再処理事業部
  • 2017年10月31日 実施計画書策定。
  • 2017年11月21日 事業部幹部および各部署の専門的知識を有するメンバーによる体制構築をルール化。
  • 上記ルールにより、事業部幹部を含めた専門的知識を有するメンバーにてリスクを明確にする取り組みを活動中。
  • 2018年3月29日 上記活動での調査が完了したため、改善計画書を策定し、改善活動を実施中。
<最新版>
  • 2019年4月18日 「JAEA大洗内部被ばく事故を踏まえた全社水平展開」に係る実施計画書に基づく改善計画書(改正3)改正。
    今後は、本改善計画書に基づき、改善活動を実施する。
埋設事業部
  • 2017年11月22日 実施計画書策定。
  • 実施計画書に基づき事業部の体制を構築。
  • 埋設施設の特徴を踏まえたリスクを抽出し、順次対応中。
<最新版>
  • 2018年11月13日 全社計画書の活動スケジュール変更、全社計画書の実施事項の追加、活動評価対象期間の変更、本活動の報告書作成・承認に係るプロセスの明確化、活動実績の反映等、計画書を改正。
  • 2019年4月22日 施設の特徴を踏まえたリスクの抽出が完了。
  • 今後は、定常業務として継続的な改善活動を実施する。
ウラン濃縮工場の特徴を踏まえ、リスクおよび速やかに実施すべき事項を改めて明確にし、完了目標時期を設定する。その上で目標を達成するために必要な手段を講じ、予防処置を実施していく。 濃縮事業部
  • 2017年11月6日実施計画書制定。(2017年12月13日、2018年1月23日、4月23日一部改正済み)
  • 2018年1月24日 実施計画書に基づき、HFに暴露した際、「作業員自らが初期対応できるようにするための教育訓練」(短期的な計画)を実施。
  • 2018年5月18日 実施計画書に基づき、中長期的な対応として、ウラン濃縮工場における核燃料物質の漏えい、化学薬品の飛散等が発生する可能性のあるプロセス、事象の洗出し完了。
  • また、この洗出し結果は、2018年5月18日に訓練計画へ反映完了(今後、訓練計画に基づき、現場対応、非常時組織の対応が適切に実施できることを確認していく)
訓練の実施 HF 曝露対応訓練および内部被ばく対応訓練については速やかに実施する。 2017年9月末 濃縮事業部
  • 2017月9年28日 総合訓練実施。
再処理事業部における訓練の強化 MOX粉末の大規模な飛散を想定した訓練を実施する。 計画2017年9月13日策定
訓練2017年9月20日実施
再処理事業部
  • 2017年9月13日 MOX粉末大規模飛散訓練計画書制定。
  • 2017年9月20日 MOX粉末大規模飛散訓練実施。
  • 2017年12月26日 MOX粉末大規模飛散訓練(夜間・休祭日)計画書制定。
  • 2018年1月26日、1月30日、2月1日、2月13日、2月27日 MOX粉末大規模飛散訓練(夜間・休祭日)実施。

MOX粉末による大規模な飛散を想定した訓練(夜間・休祭日)の状況
(2018年3月7日更新)


MOX粉末による身体汚染を想定した訓練の状況
(2017年11月29日更新)


JAEA大洗研究開発センター汚染事故を踏まえた化学物質管理に係る水平展開の実施計画書(改正2)
(2018年1月17日更新)


工場内で扱っている流体による作業員の被災を想定した訓練の状況
(2017年12月7日更新)


再処理事業部 非常時等の措置に係る中長期訓練計画(改定9)
(2018年10月31日更新)


JAEA大洗研究開発センター汚染事故を踏まえた化学物質管理に係る水平展開の実施計画書(改正2)
(2018年1月17日更新)


活動実績の評価を実施
(2019年7月29日更新)

MOX粉末による全身汚染を想定した訓練を実施する。 計画2017年10月策定
訓練2017年11月実施
再処理事業部
  • 2017年10月31日 MOX粉末全身汚染想定訓練計画書制定。
  • 2017年11月20日 MOX粉末全身汚染想定訓練計画書改定。
    (訓練目的の明確化、実働訓練に参加しなかった要員の教育・訓練の計画について明記)
  • 2017年11月21日 MOX粉末全身汚染想定訓練実施。
化学物質の被災を想定した訓練を実施する。 計画2017年9月策定
訓練(代表者)2017年9月実施
訓練(その他)2017年度内実施
再処理事業部
  • 2017年9月25日 化学物質被災訓練計画書制定。
  • 2017年9月28日~9月30日 各課の代表者まで訓練完了。
  • 2017年12月26日 化学物質被災訓練計画書改正。
    (展開訓練の対象者および実施方法を明確化)
  • 実施計画書に基づき訓練終了(2018年3月30日)
再処理工場で取り扱っている化学物質と放射性物質が混在した流体による作業員の被災を想定した訓練を実施する。 計画2017年10月策定
訓練2017年11月実施
再処理事業部
  • 2017年10月31日 総合訓練計画制定。
  • 2017年11月27日 総合訓練実施。
上記の訓練計画を中長期訓練計画書に反映する。 中長期計画改定 2017年9月末 再処理事業部
  • 2017年9月29日 「再処理事業部 非常時等の措置に係る中長期訓練計画書」を改定。
    (JAEA大洗内部被ばく事故に対する水平展開に伴う訓練の強化を反映)
<最新版>
  • 2018年9月19日 「再処理事業部 非常時等の措置に係る中長期訓練計画書」を改定(改正9)。
    (「日本原燃原子力防災訓練に係る中期対応方針」の制定に伴う反映及び添付資料3の追加)
上記の訓練の実施結果を踏まえ、対応手順、資機材管理の見直し等の改善を図っていく。 再処理事業部
  • 2017年12月22日 「放射線管理部 トラブル発生時対応マニュアル」改正。
    (2017年9月に実施したMOX粉末大規模飛散訓練を踏まえ、身体汚染発生時の対応における注意事項を明記、抜けなく対応できるようチェックシートを追加)
  • 2018年1月29日 「再処理事業部 異常時対応マニュアル」改正。
    (2017年11月に実施した化学物質と放射性物質が混在した流体による作業員の被災を想定した訓練を踏まえ、漏えいまたは汚染に関する連絡判断フローを見直し)
  • 今後は、中長期訓練計画に基づき、対応手順、資機材管理の見直し等を実施する。
資機材の維持管理等の改善 身体除染器材を実際に使用して使用可能であることを確認する。また、定期的に点検を実施することを標準類に定め点検を実施していく。 2017年9月末 再処理事業部
  • 2017年7月31日 身体除染器材の点検を実施。
  • 2017年9月11日 身体除染器材の点検および管理の充実化に関する標準類の改定。
  • 改定後の点検は、2017年9月15日~9月25日にて実施済。今後、半年に1度、継続して実施していく。
化学物質被災時に使用する資機材の健全性確認および標準類制定の計画を策定する。 計画策定2017年10月中旬 再処理事業部
  • 2017年9月25日 化学物質被災時に使用する資機材の健全性確認および標準類制定に関する実施計画書を策定。
  • 2017年12月26日 化学物質被災時に使用する資機材の健全性確認および標準類制定に関する実施計画書を改正。
    (健全性確認実績および標準類制定等の実績を記載)
上記計画に基づき、資機材の健全性確認および標準類の制定を行う。 再処理事業部
  • 2017年11月14日 化学物質被災時対応資機材の健全性確認。
  • 2017年11月14日 再処理事業部 化学物質安全管理細則改正。
    (化学物質被災時対応資機材の明確化および点検について規定)
  • 2017年8月23日~11月24日 分析部 分析課 化学物質管理マニュアル 他16件 改正。
    (化学物質被災時対応資機材の明確化および点検について規定)
HF暴露対応訓練の実施 HF暴露対応に現状足りていないものを洗い出す訓練。 2017年8月 濃縮事業部
  • 2017年8月25日 訓練実施

活動実績の評価を実施
(2019年6月28日更新)

上記を踏まえた個別訓練。
ア.
洗出された項目に対する改善項目の検討
イ.
訓練計画策定
ウ.
実施時期
エ.
洗出し訓練および個別訓練計画を踏まえた手順書の確立
ア.
2017年8月29日まで
イ.
2017年8月29日まで
ウ.
2017年9月1日まで
エ.
2017年9月8日まで
濃縮事業部
ア.
2017年8月29日改善事項整理
イ.
2017年8月29日計画策定
(2017年9月1日改訂)
ウ.
2017年9月4日訓練実施
エ.
2017年9月8日手順書修正のための改善事項整理
(2017年9月20日手順書改正)
内部被ばく対応訓練の実施
ア.
訓練計画見直し
イ.
実施時期
ウ.
訓練結果を踏まえた手順書の確立
ア.
2017年9月1日まで
イ.
2017年9月6日まで
ウ.
2017年9月13日まで
濃縮事業部
ア.
2017年8月29日計画書見直し
(2017年9月5日改訂)
(2017年9月11日再訓練計画策定)
イ.
2017年9月6日訓練実施
(2017年9月13日再訓練実施)
ウ.
2017年9月13日訓練結果を踏まえた手順書確立に関する評価実施

※完了した項目については、黄色で網かけ
※2019年2月1日より、再処理事業部の活動に技術本部の活動を含む。