2018年7月24日
報道関係各位
日本原燃株式会社
国際学会(核物質管理学会)からの「Charles E. Pietri Special Service Award」の受賞について~民間の原子力事業者として初の受賞~
当社は、7月23日、米国ニュージャージー州に本部を置く国際学会である核物質管理学会※1(Institute of Nuclear Material Management)より、米国ボルチモアにて開催された同学会の第59回年次大会において、Charles E. Pietri Special Service Award(チャールズEピエトリ特別サービス賞)を受賞しました。
同賞は、核物質の保障措置技術の発展および保障措置・核物質管理に関する知識の拡充等へ貢献した組織・団体・個人に贈られる賞で、当社は民間の原子力事業者として初めて受賞しました。
今回の受賞は、当社が原子燃料サイクル事業を進める上において、これまで取り組んできた核物質および原子燃料サイクル施設の平和利用を担保するための保障措置対策が評価されたものと考えております。
当社は引き続き、原子燃料サイクルの確立を目指すとともに、世界最高の技術への挑戦を続ける企業として、理念に掲げている「世界の六ヶ所」の実現に向けて取り組んでまいります。
表彰式の概要は以下のとおりです。
概要
日 時 | 2018年7月23日(月)現地時間8時頃 日本時間22時頃 |
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授与元 | 国際学会 核物質管理学会 (Institute of Nuclear Material Management) |
受賞名 | Charles E. Pietri Special Service Award (チャールズEピエトリ特別サービス賞) |
受賞対象 | 日本原燃株式会社 |
場 所 | 米国ボルチモア マリオットウオーターフロントホテル |
- 核物質管理学会:
核物質管理学会は核物質の計量管理や核不拡散などへの対応手段として、核セキュリティや核物質防護等のシステムや技術開発ならびに人材育成のための教育・訓練を目的とし、1958年に米国で創設された非営利団体である。
また、米国家核安全保障局、米国エネルギー省、米国規制委員会、米国国立研究所、国際原子力機関、ロシア物理・動力技術研究所、ヨーロッパ原子力共同体、日本原子力研究開発機構、韓国原子力研究所、電力事業者、大学等が参加する国際的組織である。
核物質管理学会は現在6つの米国内支部、日本を初めとする11の国際支部および25の学生支部により構成されている。
国際支部の一つに日本核物質管理学会がある。
表彰を受ける石原準一常務執行役員(左)と核物質管理学会コーリー ヒンダーステイン会長(右)
表彰楯(以下は内容を和訳)
「核物質管理学会は、第59年次大会において、日本原燃が国際的保障措置手法及び保障措
置機器の発展に多大な貢献をしたとしてチャールズEピエトリ特別サービス賞を授与する」
以上