発表•お知らせ
2016年7月27日
報道関係各位
日本原燃株式会社

再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る設計及び工事の方法の認可について

 当社は、2016年6月30日に、再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る設計及び工事の方法について、原子力規制委員会に対し認可申請を行っておりましたが、本日認可されましたので、お知らせいたします。
 今回の認可内容は、以下のとおりです。

(認可内容)
 使用済燃料受入れ・貯蔵施設に設置している海洋放出管理系※1の配管におけるごくわずかな廃水のにじみについて、当該配管を交換※2後、漏えい確認を行ったところ、交換箇所と異なる系統の配管からごくわずかな廃水のにじみを確認した。
 このため、今回新たににじみを確認した配管およびにじみが発生するおそれのある箇所を交換するとともに原因調査を行う。

  • 海洋放出管理系:
    再処理工場で発生する低レベル廃液を、蒸発缶や、ろ過装置などで処理し、放射性物質などを測定して基準値以下であることを確認した後、海洋へ放出する系統
  • 配管の交換経緯:
    2016年1月25日に、2系統ある配管のうち、1系統(B系)からにじみを確認し、同3月2日に当該配管の交換および原因調査のための認工認を原子力規制委員会へ申請(同日お知らせ済)、同3月30日に認可(同日お知らせ済)を受領、これを受けて配管の交換を実施した。
以上