事業情報

概要

当社はサイクル事業のうち5事業を展開しています
当社はサイクル事業のうち5事業を展開しています

資源の再利用、エネルギーの安定供給を目指して

原子力発電の燃料となる天然ウランは、製錬・転換・濃縮・再転換・成型加工という一連の工程を経て燃料集合体に加工された後、原子力発電所で使用されます。

使用済燃料の中にはまだ使えるウランや新たに生成されたプルトニウムがあり、これを再処理して繰り返し使う『原子燃料サイクル』により、エネルギーの長期的な安定確保が可能になります。
さらに放射性廃棄物を徹底管理する設備があって初めて、一つにつながった環(サイクル)が完結します。

現在、当社では、「ウラン濃縮工場」「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」「低レベル放射性廃棄物埋設センター」の三施設を操業し、さらに原子燃料サイクルの要となる「再処理工場」の試験運転と「MOX燃料工場」の建設に取り組んでいます。

再処理工場がしゅん工し、MOX燃料工場が完成すると、ウラン濃縮から再処理、MOX燃料加工、廃棄物管理までの環(サイクル)が完結し、『準国産エネルギー』の安定供給に大きく近づくことになります。