事業情報
以下はABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。
2017年3月3日掲載
再処理工場 

ウラン脱硝建屋(管理区域内)におけるガンマ線エリアモニタの故障について

 3月1日(水)15時ごろ、ウラン脱硝建屋(管理区域内)に設置しているガンマ線エリアモニタ※1(8台のうちの1台)の指示値が、通常表示する値より若干高い数値で変動していることを確認しました。当時、当該エリア付近では放射性物質を扱った作業は行っておらず、サーベイメータによる測定の結果、線量当量率※2に変動はありませんでした。
 3月2日(木)に当該ガンマ線エリアモニタの詳細点検を実施したところ、モニタに振動を与えると指示値が変動することを確認したことから、機器故障と判断しました。
 なお、故障発生後は、サーベイメータ等を用いて定期的に当該エリアの線量当量率を測定し、異常がないことを確認しています。

  • ※1 ガンマ線エリアモニタ:
    作業環境中の線量当量率(ガンマ線の量)を測定するための装置
  • ※2 線量当量率:
    人間が単位時間当たりに受ける放射線による影響度合いを表す値

以上