事業情報
以下はABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。
2016年5月16日掲載
再処理工場

分析建屋(管理区域内)におけるガンマ線エリアモニタの故障について

 5月15日(日)15時53分、分析建屋(管理区域内)に設置しているガンマ線エリアモニタ※1(10台のうちの1台)の指示値が、通常表示する値より高い数値に上昇しました。当該エリア付近では、当時、放射性物質を扱った作業を行っていないことに加え、放射線管理員がサーベイメータ等を用いて当該エリア付近の線量当量率※2を測定した結果、数値の上昇は確認されなかったことから、当該ガンマ線エリアモニタの機器故障と判断しました。
 なお、故障発生後は、他のガンマ線エリアモニタで測定しているほか、サーベイメータ等を用いて定期的に当該エリアの線量当量率を測定し、異常がないことを確認しています。
 今後、故障が発生した機器を予備品と交換し、復旧を行う予定です。

 ※1:ガンマ線エリアモニタ:作業環境中の線量当量率(ガンマ線の量)を測定するための装置
 ※2:線量当量率:人間が単位時間当たりに受ける放射線による影響度合いを表す値

 

以上