事業情報
以下はABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。
2015年8月31日掲載
再処理工場

前処理建屋(管理区域内)におけるガンマ線エリアモニタの故障について

 8月28日(金)午前6時頃、前処理建屋(管理区域内)に設置しているガンマ線エリアモニタ※1(1台)の指示値が、通常表示する値より高い数値に上昇しました。当該エリア付近では、放射性物質を扱っていないことに加え、放射線管理員がサーベイメータ等を用いて当該エリア付近の線量当量率※2を測定した結果、数値の上昇は確認されなかったこと、当該ガンマ線エリアモニタの部品を予備品と交換し正常に動作することを確認したことから、当該ガンマ線エリアモニタの機器故障と判断しました。
 なお、故障発生後は、サーベイメータ等を用いて、定期的に当該エリアの線量当量率を測定し、異常のないことを確認しています。

  • ガンマ線エリアモニタ:
    作業環境中の線量当量率(ガンマ線の量)を測定するための装置
  • 線量当量率:
    人間が単位時間当たりに受ける放射線による影響度合いを現す値

以上