当社の取組み
2021年11月12日
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坂井顧問が日本機械学会から表彰されました!
~高レベル放射性廃棄物 ガラス固化技術の開発・実用化への貢献~

 2021年11月5日、日本機械学会より、坂井彰顧問が「動力・エネルギーシステム部門 功績賞」を受賞されました。この賞は、社会への多大な貢献をした会員へ贈られる賞で、過去には、著名な研究者が受賞されている名誉な賞です。

日本機械学会とは?

  • 1897年に設立。約120年の歴史を持ち、技術者、研究者、学生、法人の会員から構成。
  • 総会員数は33,301人(2021年4月末現在)。日本で最大級の学術専門家集団。
  • 講演発表会、講習会、研究分科会などの企画実施、市民フォーラムによる社会の啓発活動、国際会議による世界への貢献を活発に行う。

主な功績

  • 高レベル放射性廃棄物(HLW)ガラス固化技術の開発・実用化への貢献。
  • 特に、当社再処理工場のアクティブ試験で直面した高レベル廃液ガラス固化建屋でのガラス溶融炉トラブルでは、建設責任者として、原因究明・対策立案・検証に取り組み、2013年のガラス固化試験完遂に尽力。
  • 2010年からは当社顧問(非常勤)、2017年からは常勤顧問として、新型ガラス溶融炉の開発、ガラス組成とガラス溶融炉の最適化研究など、人材育成と研究基盤の維持に注力。
  • 過去30年以上に渡り、この分野における米独英など海外の大学・研究機関の窓口として、施設訪問・技術交流を主導し、若手への啓発活動も継続。 等
 

日本機械学会の久恒部門長(写真右)より表彰を受ける坂井顧問(写真左) ※コロナ禍のためウェブでの表彰式

賞状と記念メダル