当社の取組み
2020年2月14日
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六ヶ所村内の全戸訪問を実施しました

 当社は、1984年の原子燃料サイクル施設の立地申し入れ以降、当社事業へのご理解・ご協力に対する地域の皆さまへの感謝と事業の現状等をお伝えするために、毎年、六ヶ所村内の全戸訪問を行っています。

訪問の様子

 今年度は、昨年11月下旬から本年1月下旬にかけて、当社社員約300人が六ヶ所村の皆さまのお宅(約3,500戸)を訪問し、新規制基準への対応状況や再処理工場の安全性向上に向けた取組み状況等をお伝えするとともに、当社に対するご意見を伺いました。

住民に再処理工場の安全対策を説明する当社社員

配布したパンフレットでは、再処理工場の主な安全対策や新規制基準適合性審査への対応状況などについて説明

【訪問時の主なご意見】

■事業に関するご意見
・地域の人たちは安全面を心配しているので、事故を起こさぬよう工事を進めてほしい。社員の方も安全を忘れないでほしい。
・原子力は日本に必要なエネルギーと認識している。安心・安全な施設の稼動をお願いします。
・災害時の対策も行われていて、安心できる対応だと思います。村の出身の子たちが頑張っている姿を見て応援したい気持ちになりました。
■通勤ルール・マナーに関するご意見
・村内の通勤車両の通行禁止道路を、かなりの車両が通行している。運転も荒いため、規制を徹底していただきたい。

【対応状況】
 これまでも通行禁止ルートや交通マナーに関するご意見をいただいており、地域の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしております。再度、社内ならびにグループ企業、協力会社へ注意喚起するとともに、定期的に通勤ルール・マナーに関する展開教育や実態調査を行うなど、改善に向け徹底して取り組んでまいります。

 当社では、全戸訪問を通じて地域の皆さまからいただいたご意見を真摯に受け止め、今後の取り組みに活かしてまいります。