品質保証大会の実施について
当社は、新年度を迎えるにあたり、社長より、2017年度の品質方針を当社社員および協力会社社員に周知・徹底するため、以下のとおり品質保証大会を実施いたしましたのでお知らせします。
概要
日時 | 2017年4月4日(火) 13:30~14:10 |
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場所 | 本社 体育館 |
出席者 | 社長、安全・品質本部長および各事業部長、協力会社の現地所長 他 |
参加人数 | 約2,100名(当社・協力会社合計) |
主な内容 | ○社長挨拶 ○各事業部における重点項目の紹介 ○当社社員からの決意表明、協力会社からの協力表明 ○品質方針の唱和
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社長挨拶要旨
○品質マネジメントシステムの重要性
今年度の品質方針は、昨年度の方針から改正し、「品質マネジメントシステムの重要性を認識し、有効性を継続的に改善する」という項目を方針の一つとして明確にしている。
昨年12月の品質マネジメントシステムの重大な問題については、地域の皆さまを始め関係者の方々に大変なご心配をおかけした。今後、報告書で約束した様々な取り組みをしっかり進め、失われた信頼の回復に早急に努めなければならない。
「安全なくしてサイクル事業なし」その安全を具体的に守り高めていく骨格の仕組みが品質マネジメントシステムであるということを改めて認識をしなければならない。品質マネジメントシステムに基づく諸活動がきちんと回って初めて安全が確保され、そしてそのことを地域の皆さまをはじめとする関係者の方々に信頼いただけるということになる。
2017年度は品質マネジメントシステムの重要性を改めて認識し、基本に忠実に愚直に業務に取り組んでいただきたい。
○保安規定違反防止
保安規定違反は法令違反であり、しかも安全に直結する法令違反である。今一度、危機感を持って業務を見つめ直し、弱点や課題を洗い出し、必要な対策を立てる。これを徹底し、保安規定違反についてはゼロを目指し、必ず達成していただきたい。
○コンプライアンスについて
我々は原子力安全に強い責任を負う組織として、地域の皆さまから信頼される組織でなければならない。
品質方針の一つに、「法令およびルールを遵守する」という項目があるが、コンプライアンスに関する一人ひとりの意識と知識、そして、組織として作り上げていくコンプライアンス遵守の仕組みが必要だと思っている。2017年度はコンプライアンスをさらに徹底する年にしなければならない。
○現場安全について
新規制基準も安全審査の説明が一通り終了するところまで来た。膨大な量の工事が輻輳する中、原子力安全、そして作業安全を守ることが何よりも重要になる。
「安全は自ら守る」との強い意志のもと、改めて手綱を締め直していただきたい。安全のための手順の確認、リスクの評価、現場の確認、装備の確認、指差呼称など、基本を徹底して、何としても労災ゼロを達成しよう。
○コミュニケーションについて
安全や品質を確保し、安全文化を醸成するうえで、コミュニケーションができているかどうかが極めて重要である。皆が知恵を出し合い、厳しさ・楽しさを分かち合い、共通の目的に 向かって邁進する。どんな小さなことでも問題は指摘し合う。そういう職場作りを心がけていただきたい。
品質保証大会の様子


