C R O S S T A L K 座談会
「中途社員が見た日本原燃」Part 2

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後半もよろしくお願いします。
前半でも会社の雰囲気や働き始めの頃について伺いましたが、中途入社社員への受け入れ体制などはいかがでしょうか?

青山
私はすぐに馴染むことができたと思っています。前半でおも話した通り、わからないことは誰にでも聞ける雰囲気があったので。未経験の私でも、スムーズに受け入れてもらえたと感じています。
松ケ崎
私もそう感じます。やはり前半でもお話ししましたが、導入のための研修はなく、基本的にはOJTが中心です。そのため働きながら覚えていく、わからないことがあれば誰かに聞くことで仕事を進めていかなければなりません。しかし、特にグループ内では協力体制がきちんと構築されていたので、入社当初から充実して働けていましたね。
青山
松ケ崎さんのOJTの期間はどれくらいでしたか?
松ケ崎
通常は1年間ですが、私の場合は前職での経験もあったので3ヵ月ほどでした。
青山
3ヵ月は早いですね。不安はありましたか?
松ケ崎
不安はそれほどありませんでした。やはりそれまでも経験してきた業務だったので、むしろ早くから任せてもらえて有り難かったですね。
青山
頼もしいですね。私の場合、OJTの期間は1年ほどだったので、業務経験やその人の成長度によって、その期間は変わるのかもしれません。ただ、OJT期間が終了しても、周囲のメンバーがいつも助けてくれる環境だったのは、嬉しかったですね。
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入社当初、ぶつかった壁などありましたか?もしあれば、その対処法と一緒に教えてください。

青山
業務についてはもちろんですが、社内のことについてもわからないことがたくさんありました。例えば、労務管理のルールや施設の場所など、とにかく覚えるのには苦労しましたね。
松ケ崎
ルールは会社によって違いますからね。私も最初は大変でした。
青山
そうなんです。施設の場所についても、日本原燃はとにかく敷地が広くて、施設間の移動をバスで行うこともあるほど。しかし、どこにどんな施設があるのかわからないですし、バスの時刻表にも慣れていなかったので、そうした業務以外のことも色んな人に聞いていました。
松ケ崎
最初の頃はわからないことは、とにかく聞くしかないですよね。
青山
それが一番効率的ですからね。ただ、まずは自分で調べることは徹底していました。「ここまで調べましたが、わらかなかったので、教えてください」と伝える方が、教える側も「じゃあ、教えてあげよう」という気になると思っていたので。
松ケ崎
その姿勢は教えてもらう側の基本だと思います。私も空いた時間に法務の規定などを見て、覚えるようにしていました。あとは、業務内容にもよりますが、経験してみることを心がけていました。社内手続きにともなう申請などは、一度やってみた方がわからないこともわかる気がしたので。
青山
例えば、申請のために承認をもらわなければならないというルールも、知っているのと経験しているのとでは、大きな差がありますよね。
松ケ崎
そうなんです。わからないことを調べつつ、とにかく前向きに取り組んで乗り越えていたと思います。
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入社したての頃は仕事も仕事以外もとにかく覚えることが多いのですね。
次に、前職と比べてワーク・ライフ・バランスに変化はありましたか?

松ケ崎
私は東京からのUターンだったので、生活環境は大きく変わったと思います。前職では仕事終わりに飲みへ出かけることも多く、不規則な生活を送っていました。今は独身寮に住んでいて、規則的な生活ができており、健康診断の結果も改善されました。
青山
健康診断の結果が改善されたということは、体重にも変化があったんですか?
松ケ崎
入社当初から10キロ減りました。今は筋トレにはまっています(笑)。
青山
10キロですか!?それはすごい!
松ケ崎
目に見えて成果が出ると嬉しいですね。平日、残業はあっても1〜2時間。基本的には18時ごろには寮へ帰ります。その後は筋トレやサウナへ行ったり、夕食後は資格試験の勉強をしたりと、仕事終わりの時間を有意義に過ごすようになりました。
青山
すごく良い変化ですね。私の場合、生活サイクルは前職とそこまで大きく変わりません。私の中で一番の変化は通勤が車からバスになったことでしょうか。朝、車を運転せずに出勤できるのはとても有り難いですね。
松ケ崎
冬は雪かきをしてから車を出す、ということもありませんし、何より座って通勤できるのは良いですよね。
青山
そうなんです。雪道を運転するのは怖いので、その心配がないのは嬉しいです。ただ、寝ていると乗り過ごしてしまう可能性があるので、そこは注意しないといけません。
松ケ崎
乗り過ごすと歩いて帰るか、誰かに迎えに来てもらわないといけませんからね(笑)。
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会社が変わると暮らしにも大なり小なり変化があるようです。日本原燃の福利厚生は、いかがでしたか?

青山
基本的な福利厚生は整備されていると感じます。前職になかったもので私が驚いたのは、カフェテリアプラン。一人5万円分の手当がもらえ、メニューの中から希望の用途に使えるのは嬉しいです。
松ケ崎
帰省するための交通費や宿泊費に使う人もいれば、旅行費に使う人もいますよね。あとはメニューの中に家電製品などもあるので、買い物に使う人もいるようです。青山さんは何に使うことが多いですか?
青山
私は三沢市や青森市など、六ヶ所村周辺の街へ出かけてお酒を飲んだ時ですね。そのまま宿泊費として使うことが多いです。松ケ崎さんは何に使いましたか?
松ケ崎
実はまだ使っていないんです。繰り越しができるので、コロナが明けてから、どこか旅行へ出かける時に使いたいですね。福利厚生について、私は特に大きな変化を感じませんでしたが、出費が大きく減ったのが印象的です。正直、年収については少し下がりましたが、そこは都内の企業からの転職だったので仕方ないと思っていました。しかし、家賃も大幅に安くなり、昼食も食堂で安く済ませられるので、毎月の出費が大幅に減ったのがとても嬉しいです。おかげで、貯金できる額が増えました。
青山
確かに貯金の額は増えましたね(笑)。私の場合は年収が上がったこともありますし、やはり出費が減ったのが大きいと思います。
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最後に、これから日本原燃への中途入社を検討される応募者の方々へメッセージをお願いします。

松ケ崎
原子力産業は世間から注目される業界ですが、時に風向きが厳しいこともあります。しかし、だからこそ日本のエネルギー安定供給のために原子力発電を支える、国内で唯一の原子燃料サイクル事業を確立させていくことには大きなやりがいがあると思います。これまで培ってきた知識や経験を、ぜひ当社で活かしていただき、日本の未来に貢献してほしい。そのための環境は県内でもトップクラスに整備されていますので、皆さんのご応募をお待ちしています。
青山
転職を考えると、給与や待遇はある程度わかっても、業務内容や人間関係など、実際に働いてみないと把握できない部分があると思います。さらに中途入社の性質上、即戦力として活躍が求められるのでは?と不安に感じる部分もあるはず。しかし、私は活躍するまでに時間を要しましたが、周囲の仲間に支えられ、業務を続けることができています。ぜひ、プレッシャーを感じることなく、気軽にご応募いただければ幸いです。

中途で入社した二人に聞いた日本原燃のこと。社内の雰囲気や生活サイクルの変化まで、様々な話題が挙がりました。この座談会が少しでも中途入社を検討される皆さんのご参考になれば嬉しいです。