P E O P L E 0 2 T A K A Y U K I K I K U C H I

菊地 隆之

技術本部 エンジニアリングセンター 技術開発研究所
2020年入社/理工学研究科 自然機能科学専攻 卒

Q1転職を考えたきっかけと日本原燃へ入社するまでの経緯を教えてください。

以前の職場には10年以上勤め、研究開発や製造などの仕事を経験していました。転職を考えたのは、上司との折り合いがつかず、異動願いも受け入れられそうになかったからです。転職活動では、それまでの経験が活かせる製造業を中心に求人を見ていましたが、特別オファーをもらったことで日本原燃を知りました。学生時代に日本原子力研究開発機構で実験をしていたこともあり、原子力に対して悪いイメージは持っていなかったため応募しました。実家は栃木でしたが、特に住むエリアにこだわりはなく、企業としても安定していると思い入社しました。

Q2入社前後のイメージギャップ(想像したよりも良かった点・残念だった点)を教えてくだい。

以前の会社よりも勤怠管理が適正に行われていると感じます。また、福利厚生も充実しており、寮のタイプによりますが、部屋がバス・トイレ付きだったり、立体駐車場があったりと、とても快適に過ごせています。寮食もリーズナブルで、有り難いですね。
残念な点は、各種手続きが煩雑なところです。外部から見積もりひとつ取るためにも、社内で書類をいくつか申請し、承認を得ないといけません。また、マニュアルの内容もある程度手続きが慣れている人向けの内容になっていると感じるので、中途入社の立場としては苦労することがありました。

Q3現在の仕事内容を教えてください。

技術開発研究所では、主に高レベル放射性廃液をガラス固化するための研究開発や、他部門から依頼される各種試験・分析の対応、施設設備の維持管理を行っています。その中で私は、設備の維持管理のための点検や異常・不具合箇所の復旧、それら業務に関連する協力会社・装置メーカーとの契約対応を担当しています。研究所という名前から、現場での研究を想像していましたが、研究は協力会社へ委託するため、実際は事務仕事が中心です。設備の維持管理には、機械や電気、計測装置や設備に関する知識が必要なので、前職の経験も活かすことができています。

Q4仕事をする上で心がけていること、大切にしていることを教えてください。

業務を円滑に進める上で心がけているのは、相手の立場に立って接することです。人に仕事を依頼したり、部下を指導したりする際、相手にきちんと納得してもらうためには、話す内容と同じくらい伝え方が重要だと考えています。例え、正しいことを言っていたとしても、それが相手に納得してもらえるかは、伝え方次第。チームでスムーズに業務を進めていくためにも、時には雑談などを交えつつ、同僚や部下を思いやりながら働きたいと思っています。

Q5最後に今後の目標をお願いします。

現在は設備の維持管理業務を行っていますが、以前の会社では扱ったことのない設備も多くあるため、必要な知識・資格を習得していきたいです。また、協力会社や設備メーカーなど、社外の協力会社と契約対応をすることも多いので、研究所内における事務対応や交渉・打合せを円滑に進めるためのスキル・経験も必要だと感じています。足りないことはたくさんありますが、今はとにかく自身の業務を着実に実行して、研究所で役に立てるよう努めていきたいです。

  • 06:40起床
  • 07:20寮を出発(通勤バスを利用します)
  • 08:00会社に到着(早めに出社して、コーヒーを飲みながらゆっくりします)
  • 08:45研究所の朝会(当日の業務内容を共有)
  • 10:00資料作成(工事関係の資料などを作成)
  • 12:00昼食(食堂まで距離があるため、会社でお弁当を頼んでいます)
  • 13:30チームミーティング(月に2回ほど開催します)
  • 16:00終礼(業務実績と当日の残業時間を確認)
  • 18:30退社用のバスに乗車(残業がある日は20時くらいに乗ります)
  • 19:00帰宅
  • 19:10夕食(寮の食堂で食べています)
  • 0:30就寝(寝るまでは映画を見るなどして過ごしています)

O F F

三沢までドライブのついでに買い物に行くことが多いです。コロナの前は、旅行が好きなのでよく近県を巡っていましたが、今は自粛しています。六ヶ所から七戸十和田駅までは車で1時間かからないくらい。そこから新幹線に乗って、函館や仙台までちょっとした旅行ができますし、三沢からは飛行機が出ているので、落ち着いたら関西エリアにも行きたいです。

転職サイトに登録するとキャリアアドバイザーが担当に付いてくれるので、その人と密に連絡を取って履歴書に書く内容を決めていくのが良いかと思います。また、リモート面接の際は必要に応じてメモなどを用意し、カメラの目線に気を付けながら、スムーズに受け答えができるよう対策していました。