P E O P L E 0 5 D A I S U K E M I T O

美藤 大輔

法務部法務グループ
2021年入社/法務研究科 卒

Q1転職を考えたきっかけと日本原燃へ入社するまでの経緯を教えてください。

大学を卒業してからは塾講師や官公庁を経て、大学院で司法試験の勉強をしていました。しかし、司法試験には受験資格の有効期限があり、いよいよ受験資格がなくなるという段階で就職活動を開始。せっかくならこれまで勉強した法律の知識を活かしたいと考え、見ていた法務人材募集の中に日本原燃がありました。ちょうど同じ頃、たまたま大学院の同級生が日本原燃に入社していることを知り、連絡を取って面接を受けてみることに。同級生はもちろん、先輩社員からも入社後の働き方を聞けたので、安心して入社できました。

Q2入社前後のイメージギャップ(想像したよりも良かった点・残念だった点)を教えてくだい。

良い点は、社員を大切にする制度が整っているところです。特に印象に残っているのは、入社後すぐに受けたオリエンテーションが勤怠管理だったこと。これまでの職場よりも、働き方への意識が高いと感じました。上司から休暇取得を促されることもあり、制度だけでなく風土としても、社員が健やかに長く働ける環境が整っていると思います。
残念だった点は、非効率な業務が多いこと。書類の受け渡しや、業務効率化のための改善業務を行うなど、この仕事がなくなれば時間も資源も節約できるのに、と考えることがあります。

Q3現在の仕事内容を教えてください。

仕事の中で最も多いのが、社内から寄せられる法律相談の対応や契約書の審査です。社内の様々な部署から、予定する業務が法的に問題ないか相談を受け、事実関係をヒアリングしながら回答を作成したり、様々な企業と締結する契約書の内容を審査したりしています。年間200件ほどの相談を受け、3日で解決できるものもあれば、数ヵ月かかるものまで、様々な案件があります。また、文書や公印についての社内ルールへの問い合せ対応や、新たなルールの作成なども大切な業務です。

Q4仕事においてやりがいを感じる瞬間。また、逆に苦労を感じる瞬間を教えてください。

これまで見たこともないような法律の相談を受けて、答えを出さなければならない時は苦労します。自分にできるかと不安になることもありますが、あらゆる法律に共通する考え方をもとに思考したり、判例や回答例を調べたりして、対応しています。本当に困った時はグループで議論し、結論を出すことも。また案件の内容によっては、弁護士に依頼することもあります。こうして相手にきちんと回答でき、感謝された時は肩の荷が下りてホッとすると同時に、誰かの役に立てたことに喜びを感じられます。

Q5日本原燃に入社後、仕事の中で一番印象に残っていることはどういったことですか?

とある公的機関に提出する資料に会社印を押さなくても良い、というルールを作ったことです。それまで法律や契約書など、誰かが作ったものを解釈することや、運用することは経験しましたが、自分が作る側になるのは初めてでした。ある言葉が二つの意味で捉えられないように考えたり、定義を明確にしたりと、ゼロからひとつのものを作ることの大変さを痛感しました。完成したルールは今も社内で運用されており、自分の考えた基準が社内業務に影響を与えていると考えると、少し誇らしい気分になります。

  • 07:00起床(寮に食堂があるので、そこで朝食を食べています)
  • 08:00通勤バスで寮を出発
  • 08:20会社に到着
  • 08:40勤務開始(メールチェックや朝礼後、継続案件や突発的な相談に対応)
  • 09:00資料作成や打合せ
  • 12:00昼休憩(食堂にて、県内産のものや健康に良いものを食べるようにしています)
  • 13:00勤務再開(打合せがある場合は、午後に設定することが多いです)
  • 17:20勤務終了、退社
  • 18:10通勤バスで帰宅(残業はしても2時間くらい)
  • 18:30夕食(外食することがなければ、食堂で食べています)
  • 19:00自由時間(音楽やラジオを聞いたり、スポーツジムに行ったりします)
  • 23:00入浴(寮の共同浴場なので、毎日湯船に漬かることができます)
  • 24:00就寝

O F F

六ヶ所村にとどまる時は、近所に買い出しへ行ったり、洗濯や掃除などの家事をしたりしています。少し遠出する時は、泊りがけで青森市に出かけて、観光や食事をすることも。おかげで青森のお土産やお酒には詳しくなりました。魚介類は本当に絶品ですよ。長期休暇では、東京で友人に会うこともあれば、実家のある名古屋に帰省することが多いです。

往々にして採用サイトや転職サイトには良いことばかりが誇張して書かれているので、できれば実際にその企業に勤めている人とコンタクトを取り、良いことも悪いことも聞いておくことをオススメします。私自身、すでに入社していた大学院の友人だけでなく、別の先輩社員から教えてもらえたことは、入社を検討する上でとても重要な情報でした。