日本原燃
調査結果について(2006年7月4日掲載)
調査結果について(2006年5月2日掲載)
原因調査について(2006年4月26日掲載)

【B情報(注)】
○ (注:本事象については、当初、B情報の可能性があるとしてお知らせしましたが、調査の結果、C情報未満といたします。)


洞道に設置している漏えい検知ポットにおける微量の放射性物質の検出について

 分離建屋と精製建屋の間の洞道(アクティブトレンチ)※1については、これまでも結露水等による漏えい検知ポットの液位上昇が認められており、その都度、放射性物質が検出されないことを確認し、廃液処理を行っておりました。
 4月23日にも漏えい検知ポット内の液を採取し、定期的な分析をしたところ、微量の放射性物質※2等が検出されたことを17時50分ごろ確認しました。
 今後、漏えい検知ポットに接続されているタンク等から放射性物質が混入した可能性等も含めて、詳細な調査を行うこととしました。
 なお、結露水等による漏えい検知ポットの液位変動の傾向に変化はなく、微量の放射性物質等が検出されたこと以外に異常は見られません。

 なお、本事象による、主排気筒モニタ及びモニタリングポストの指示値の変動はなく、環境への影響はありませんでした。また、作業者の被ばく及び汚染もありませんでした。

*1アクティブトレンチ 鉄筋コンクリート製の閉鎖された配管用通路で、通常は人が立ち入ることはできない。セル同様、漏えいがあった場合には、漏えい液は全て漏えい液受皿にて回収され、設計どおりの経路を通じ、廃液処理設備により適切に処理される。
*2放射性物質 全ベータ 0.52 ベクレル/ミリリットル

概要図参照(PDF)

図


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