P E O P L E 1 0 Y U S U K E S O R A M O T O

空本 悠輔

濃縮事業部 濃縮機器製造工場 製造技術部 品質保証課
2013年入社/工学研究科 機能材料工学専攻 修了

一つひとつの部品から
機器の未来を考える

#濃縮 #機械系出身 #情報システム系出身 #理系出身 #修士 #中堅社員 #県外出身者

Q1日本原燃に入社を決めた理由は何ですか?

日本原燃が手がける事業内容が、自身の研究テーマであるエネルギーと元素の同位体に関連していたことをきっかけに、日本原燃を志望しました。また、本社がある六ヶ所村は自然も豊富であり、アウトドアが好きなので、海や山が近くに揃っているという環境も入社を決めた理由の一つです。

Q2現在の仕事内容を教えてください

私は現在、ウラン濃縮のための遠心分離機を製造する、濃縮機器製造工場の品質保証課に勤務しています。品質保証課では、遠心分離機をつくる部品の受入検査や、品質保証体制の維持などを担当しています。また品質保証課と共に、機器設計課の業務も兼務しており、工場内で部品を製造する協力会社の監理や部品の量産設計などの管理も担当しています。

Q3仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

品質保証課における部品の受入検査では、正確な検査を徹底しています。受入検査は成績書に記載された情報をもとに、検査を実施します。その際、過去に納入されたデータを分析したり、同じ測定値が連続している時はメーカーへ質問するなどして、必ず裏付けを取るようにしています。また、協力会社とコミュニケーションを取る際は担当者と率直な意見が言い合えるよう、仕事上の話だけではなく、プライベートについても話すことで、信頼関係の構築を意識しています。

Q4これまでのキャリアで印象に残っていることを教えてください

機器設計課にて不具合の疑いがある部品を発見した際に、自分だけでは良否判断ができなかったことがありました。この問題に対しては、機器設計課だけでは解決できず、関連部署はもちろん、ウラン濃縮技術開発センターとも協力して、試験・評価を実施。多くの人の知見を借りることで、何とか解決することができました。この時の部署の垣根を越えて一つの問題に取り組む一体感や、解決した時の達成感は今でも印象に残っています。

Q5日本原燃で働く魅力を教えてください

効果が実証できれば、やりたいことができる社風は魅力だと思います。私の場合は、これまで受入検査や製造工程で使用する治具を設計した際、きちんと設計はしたものの、実物ができあがってみると想定と異なることがありました。そこで、治具を試作するための3Dプリンターの導入を発案。実際に試作することで効果が認められ、導入が決定したことがあります。

  • 06:30起床
  • 06:50家族分の夕食調理(作り置き)
  • 07:30自分の食事・後片付け
  • 08:00子どもを保育所に預ける
  • 08:40課内朝会(一日のスケジュールを確認)
  • 09:00メールチェック
  • 09:30発注用の書類の作成と上申
  • 12:00昼食(お昼は会社のお弁当を食べます)
  • 13:00不適合品の原因究明と処置の検討
  • 15:00検討結果のメーカーとの調整
  • 16:00検討結果の課内打合せ
  • 16:30グループ内終礼(進捗確認)
  • 17:20検討結果の会議資料作成(明日の会議に間に合わせる)
  • 19:00帰宅&夕飯
  • 19:40子どもとお風呂
  • 21:00子どもを寝かしつけ・洗濯・食器片付け
  • 22:00週末の釣りに向け道具の準備
  • 23:00就寝

O F F 週末は趣味を満喫

趣味はフィッシングで、ルアーフィッシングの一種であるジギングの大会に出ることもあります。写真は2013年に六ヶ所村で開催されたジギング大会で3位に入賞した時のもの。こうしたアウトドアの趣味を満喫できるのが青森の良さだと思っています。

共に、より安全で効率的な職場を目指したい

私が思う日本原燃に向いている人は「問題点を改善する力」や「新しいことに挑戦する意識」を持った人です。原子力産業である以上、ルールを守ることは大前提ですが、「より安全に、より効率的に仕事を進めること」が社内でも働き方改革の一環として求められており、それらを達成するためには、前述のような力・意識を持った人が必要不可欠だと考えています。