JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成9年5月19日
報道関係各位

東京電力株式会社
九州電力株式会社
日本原燃株式会社
事業所外廃棄確認申請に基づく確認証の受領及び
第2回返還ガラス固化体(1基目・20本)の測定結果について

 昨年9月5日にガラス固化体の所有者である電力会社が、国(科学技術庁)に申請いたしました事業所外廃棄確認申請につきまして、本日、科学技術庁長官より確認証を受領いたしましたので、お知らせします。
 なお、日本原燃が実施した7項目の受入れ検査時の測定結果につきましては、別紙のとおりです。
 また、本日確認証を受領した20本のガラス固化体につきましては、明日よりピットへの収納作業を開始する予定です。

以上



(別紙)
ガラス固化体(1基目・20本)の検査・測定結果について

 日本原燃は、本年3月18日に受け入れました40本のガラス固化体のうち20本(東京電力分10本、九州電力分10本)について、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センタ−で安全に貯蔵・管理できるものであることを確認するため、検査・測定を行いました。
 検査・測定項目は、下記7項目です。
1) 発熱量測定 5) 放射能量測定
2) 外観検査 6) 表面汚染検査
3) 寸法測定 7) 閉じ込め検査
4) 重量測定
 4月7日から5月9日にわたり実施した検査・測定の結果は、全ての項目にわたり判定基準を満足しており、ガラス固化体に係わる数値等の妥当性を確認いたしました。
 これにより、受け入れた40本のガラス固化体のうち20本が高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センタ−で安全に貯蔵・管理できるものであることを確認いたしました。
 検査・測定の内容及び個々の検査・測定結果は別添のとおりです。
以上


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