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精製建屋に係る漏えい検知装置(B系列)の動作不能について |
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3月16日(火)0:30頃、中央制御室の安全系監視制御盤※1の巡視にて、精製建屋の放射性配管分岐第1セル※2の2系列ある漏えい検知装置のうち、B系列の液位指示計の指示値が通常値よりも高い値を示していることが確認され、漏えい検知装置(B系列)の動作不能のおそれがあると判断しました。なお、当該の漏えい液受皿の集液部からサンプリングを実施しましたが、液は採取されず、漏えいが無いことを確認しました。
また、漏えい検知装置(A系列)については、異常のないことを確認しました。今後、詳細調査を行った後、復旧する予定です。
なお、本事象に伴う周辺環境への影響はありません。
※1 安全系監視制御盤 |
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安全上重要な警報装置等を制御するための盤 |
※2 放射性配管分岐第1セル |
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プルトニウム等を含む溶液が流れる配管が設置されたセル |
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概要図
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その後の調査の結果、原因及び再発防止対策は以下の通りです。 |
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○原因
原因を調査した結果、計器の故障等ではなく、安全系監視制御盤指示計のゼロ点がずれていると判断し、ゼロ点を調整し復旧した。ゼロ点のずれは、安全系監視制御盤指示計の下部に設置されるゼロ点調整ネジに何らかが接触したことにより発生したものと考えられる。 |
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○再発防止対策
安全系監視制御盤の前面には、立ち入り禁止エリアを設定し、運転員以外立ち入り禁止の表示を行っているが、運転員等が安全系監視制御盤指示計のゼロ点調整ネジに誤って触れないよう、接触防止措置及び関係各所へ注意喚起を行う。 |