11月13日(金)11時52分、使用済燃料受入れ・貯蔵建屋(管理区域外)において、2系列ある第1非常用ディーゼル発電機※1のうち、A号機について定期的な作動確認のための準備作業として主軸のならし運転※2を実施していたところ、開放したシリンダヘッド部の圧力測定孔に微量の油分の混じった水を確認したため、機器に異常の可能性があると判断し、当該ディーゼル発電機を系統から切り離しました。
なお、もう一方のB号機については健全性を確認しました。
本事象による環境への影響はないことを確認しました。
調査の結果、確認した油は燃焼室に混入した潤滑油で、混入量は微量で継続的に混入するものではないこと及び水については燃焼室の凝縮水であると考えられることから、機器に異常はないと判断しました。
※1 第1非常用ディーゼル発電機 |
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外部電源喪失時に使用済燃料受入れ・貯蔵建屋内の電源を供給するための非常用発電機 |
※2 主軸のならし運転 |
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ディーゼル発電機を手動起動運転する前に予め主軸を回転させ、異常なく回転することを確認するためにディーゼル発電機のモータでゆっくり回す操作 |
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