日本原燃
【B情報】(2009年4月3日掲載、4月24日原因及び再発防止対策掲載)

  前処理建屋における排風機の1台停止について

 4月2日(木) 19時02分、前処理建屋において、運転中の建屋換気設備 セル排風機Bに故障警報が発報し、当該排風機が停止しましたが、自動的に待機中のセル排風機Aに切り替わり運転を継続しています。
 排風機が切り替わる際に、セル内の圧力が一時的に高くなりましたが、建屋内の管理区域の負圧は維持されています。
 また、環境への影響はないことを確認しました。
 セル排風機Bが停止した原因については現在調査中です。

  概要図参照(PDF)

  その後の調査の結果、原因及び再発防止対策は以下の通りです。
○原因
  セル排風機Bの電源盤の点検の際に、電源盤内の端子を緩めて作業した後の端子の締め付けが不十分であったことから、端子部が加熱されて過負荷を検出する装置が作動し電源回路をしゃ断したため、セル排風機Bが停止しました。
 なお、電源盤内の端子部が加熱により損傷していたことから、4月23日に部品を交換してセル排風機Bは復旧しました。
○再発防止対策
 電源盤内の端子を緩める作業において、確認すべき事項を要領書に定めるとともに、端子の締め付け確認を確実に実施することとしました。

図


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