JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成10年6月9日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

原燃輸送株式会社

 

再処理工場に関する設計及び工事の方法の認可(第6回目)に ついて

 
 

 当社は、昨年9月22日、再処理工場に関する設計及び工事の方法につ いて、科学技術庁長官に対し第6回目の認可申請を行いましたが、本日、認可されま したので、お知らせいたします。

 なお、今回認可された内容は、再処理工場の中心部分である分離建屋 及び精製建屋内の設備を中心としたものです。

 まず、分離建屋内の設備では、前処理建屋でせん断、溶解及び清澄 ・計量を行った後の溶解液を受け入れ、有機溶媒を用いて「ウラン及びプルトニウム 」を抽出し、「核分裂生成物」と分離を行い、さらに「ウラン」と「プルトニウム」 とに分離します。
 次に、精製建屋内の設備では、分離建屋の設備から受け入れた硝酸ウラニル、硝酸 プルトニウム溶液中の核分裂生成物等の除去を行います。

 その他には、高レベル廃液を濃縮するための高レベル廃液濃縮設備 並びに、同廃液をガラス固化するまで一時貯蔵するための高レベル廃液貯蔵設備及び それを収容するための高レベル廃液ガラス固化建屋等があります。

 

 なお、詳細につきましては、別紙をご参照ください。

 

以上

 

 <別紙>   第6回目 認可対象施設 の概要
 <参考>   再処理工場の設工認 の主要経緯

 


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