日本原燃
2008年9月22日
 
海上音波探査の結果について
 

 

 当社は、これまでの調査の信頼性をより一層高めることをねらいとして、昨年11月に六ヶ所村の前面海域において海上音波探査を実施し、その後、探査記録の解析を進めてまいりました。このたび、その解析結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
 解析結果では、調査海域の地層の積み重なりや地質分布等は、これまでの調査結果とほぼ同様でありましたが、三沢市天ケ森の沖合い約3kmの海底の地層にごく短い傾斜等が1箇所確認されました。
 念のため、この地層の傾斜を長さ約6kmの耐震設計上考慮する活断層として評価し、敷地からの距離(当社敷地から南東に約15km)等を踏まえ、当社が既に検討用地震として選定している出戸西方断層(当社敷地から約6km)に比べて影響が小さく、基準地震動を下回ることを確認しました。
 なお、その他、新たな活断層等は今回調査した六ヶ所村の前面海域では確認されておりません。

*今回調査した六ヶ所村の前面海域の範囲
 北は六ヶ所村の出戸北方〜南は三沢市の小川原湖東方にわたる南北約36km、
 沖合い約18kmの範囲

(参考資料)
  「海上音波探査の結果について」等

以上
 

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