8月15日(月)9時30分頃、2系統ある主排気筒ガスモニタ※1のうち、B系(高レンジ)の指示値が通常の値から低下していることを確認しました。当該ガスモニタの外観確認及びサンプリングポンプの動作状況等を確認しましたが、異常は認められませんでした。そのため、検出器に問題が生じていると考え、11時05分にガスモニタB系(高レンジ)の検出器の故障と判断しました。当該検出器を交換するため、ガスモニタの遮へい体の上蓋を外したところ、当該検出器の電源ケーブルが正しく接続されていないことを確認しました。このため、電源ケーブルを接続し直したところ、通常の値に復帰し、ガスモニタB系(高レンジ)が正常に動作することを18時50分に確認しました。なお、ガスモニタA系の指示値に異常はありませんでした。
本事象の原因については調査中です。
また、本事象による周辺環境への影響はなく、作業員の被ばくもありません。
※1 主排気筒ガスモニタ: |
放射性気体廃棄物(希ガス)の放出状況を計測し監視するモニタであり、放出される濃度に応じて測定範囲を分け、低レンジ・中レンジ・高レンジの3つの検出器により構成されている。 |
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