7月12日(月)、精製建屋(管理区域内)において、廃液の処理運転の終了に伴い第2酸回収系設備※1の停止操作を行っていたところ、蒸発缶※2の液位が低下したため、蒸発缶へ加熱蒸気を供給する弁が閉止した。このため、蒸気発生器からの加熱蒸気が滞ったことにより、加熱蒸気の温度が高くなったため、11時11分にインターロックが作動し、加熱設備※3が停止しました。
現在、加熱設備は停止しており、安全上問題はありません。
また、原因については調査中です。
なお、本事象による周辺環境への影響はなく、作業員の被ばくもありません。
※1 第2酸回収系設備 |
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塔槽類廃ガス処理設備等から発生する廃液を定期的に処理するための設備 |
※2 蒸発缶 |
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再処理工場で発生する廃液から硝酸を回収する目的で、廃液を加熱蒸気により加熱し、蒸発させる設備 |
※3 加熱設備 |
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蒸発缶、精留塔で使用する加熱蒸気を製造・供給する設備 |
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